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お客さまを選ぶのは悪いことなのか

先日、某有名グルメブロガーが京都のとある飲食店に予約を入れたところ、お店側からメールで丁重にお断りされたという投稿がTwitterでプチバズりしていました。一度も来店せずに出禁です。

これは賛否あるだろうなと思って恐る恐るコメントを見たところ、意外にも肯定的な意見が多いことに驚きました。

どうやら、お店がお客さまを選ぶ権利が世の中に少しずつ認められてきているようです。

私もこれの何が悪いのか全然わかりません。



著名人の影響力はどっちに転んでもリスク

すでにお客さま商売をされているかたならご存知かもしれませんが、有名な人に紹介される、というのは色々とリスクが伴います。

一言「不味かった」と書かれるぐらいなら、まだ "個人の主観だから" でスルーする人もいると思うんです。

しかしいかにもそれらしい文体で、何がどう良くなかったと詳細に綴られると、妙に説得力が増します。これが有名なインフルエンサーともなると、けっこうな破壊力があるのです。


冒頭のブロガーの記事をいくつか読んだところ、たしかに賞賛している記事もあるものの、辛らつに酷評しいている記事もいくつか見かけました。

また、お店とトラブルも起こしているようでした。

一方の意見しか聞けないので事実はわかりませんが、何かあってからでは遅いから、その前にお断りしたいなと思う気持ちは同じく飲食店経営に携わるものとしてよくわかります。


それに有名な人に紹介されるリスクは、別に悪評を書かれることだけではないんです。

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