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売るのに疲れたら、売るのをやめてもいいんじゃない
私がなぜ物販を始めたのかと言うと、理由は色々あるんですが、1つは自宅からスタートできるからです。
いきなり事務所とか借りるのは資金も勇気も入ります。もしも失敗したら大きなマイナスになってしまいますよね。
うちにはたまたま空いている部屋が一つありました。なのでまずは、ここに入る物量の規模から始めてみよう!順調にいけばまたそのあと考えよう!と思ったのです。
2つ目は、物販にはビジネスの基礎が詰まっているからです。
ビジネスの起源って、自給自足で作っていた農作物を違う村の人に売って、代わりに別のものを手にいれる、つまり物々交換がその始まりだったと聞いたことがあります。物を売ることはビジネスの基礎中の基礎です。そんな仕事がもう一度したかったというのが2つ目の理由です。
3つ目はビジョンとか理念とかを考えなくていい仕事をしたかったから。
物に溢れすぎた現代は、強烈な物欲を持った人も少ないですし、不便を解消したいと思うような環境にも身を置いていません。だから新しい製品を世に出しても売れにくいです。
それでも何とか売ろうとあらゆるマーケティング手法が生み出されているのが昨今なわけですが、中でも近年よく聞くのはビジョンや理念を持とうってやつですね。
商品の良し悪しでは売れにくいので、顧客からの共感を得る "共感売り" をしようってやり方です。
私も飲食店の時はこれを考えました。でも、もともとないところに、マーケティングのためだけにビジョンや理念を作りだすのもなぁ。言うだけで実行できるのか?みたいな疑問もありました。
そこで新しく始めるビジネスでは、こういう類のマーケとは縁のない仕事をしたかったんです。
だって大変じゃないですか。個人商売は商品を作ったり売ったりするだけで日々忙しいのです。一生懸命なんです。そのうえビジョンだ?理念だ?ミッションだ?SNSを頑張る?
ん〜得意な人は羨ましい!好きな人はいくらでもやったらいいと思います。
でも私は飲食店を夫と経営してきて、そういう小難しいマーケティングを実行するのって、売上や労力の割にあってないなって思うことが多かったんですよね。大変な割に成果はこれだけ?みたいな。
なので一人でどんなビジネスを始めようかと考えていた時に思ったんです。ひと昔前の時代のような、一生懸命売らなくても勝手に売れてくれるような世界に身を置きたいなぁと。
で、それこそが物販、それも中古業界だったんですよね。
私が古物業界を選んだ真の理由
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