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お店を営む以上、つねにネットで晒されるリスクがある
福岡県の有名な寿司店が炎上していました。
来店した投稿者側からの話しか出回っておらず、情報にどこまで正確性があるかわからないのでリンクは載せませんが、概要はこんな感じです。
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・ネットからコースを予約して来店
・会計に不審な点があったので明細を要求すると、注文していないアガリ(お茶)に1杯1000円の値段がついていた
・アルコールの値段が税別表示になっていたほか、明細には消費税の二重取りと見られる計算がなされていた
・サービス料込みのコースを予約したはずなのにアガリ代はサービス料の代わりだと言われた。しかしその場ですぐに返金された
・トラブルが起きているのに呼び出すまで総責任者が出てこなかった
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私は前に自分のnoteでも書いたとおり、あいまいで不明朗な会計は、意図しているorしていないに関わらずもう時代じゃないと考えています。
仮に従来の、とくに一部の寿司店などが行なってきた、同じ品でも人によって価格を変えるような手法を続けたいのであれば、紹介制や会員制など「わかってる人」だけをお客さまにする必要があるのだろうと思うのです。
ただ今日はそういう話ではありません。
投稿者がことの顛末を綴ったブログを初めて見たとき、まず出てきた感想は「洗いざらい晒されてるなー」でした。
コース料理を一品一品撮影してコメントをつけているのは口コミの範疇としても、店のインスタから店主の顔写真を引っ張ってきたり、店主が行なっている別事業について言及したり、留守電のメッセージを文字おこししたり。
この記事のリンクが貼られ、数多くのいいねを集めたツイートは、口コミサイトで不味いだの愛想悪いだの言われるのとは比べものにならないほどの破壊力がありました。
私のタイムラインにも関連する呟きがたくさん流れてきました。
別にお店の肩を持つわけでは全くないのですが、そのあまりの晒されっぷりに、私はちょっとした恐怖を感じてしまったんですよね。
お店に非がなくても晒されることがある
それ相応のことをしたのだから報いを受けるのは当たり前だと言われるかもしれません。
次に行く人が同じ目に合わないためにもこうした投稿は必要だという人もいるでしょう。
ネットに書かれて困るようなことはするべきじゃないというのもわかります。
投稿者も、この一件が相当許せなくて書かずにはいられなかったんだと思います。決してお安い店ではないですし、心情はお察します。
ただ私が危惧したのは、こうしたSNSでの炎上案件が、仮に何かの間違いだった場合のことです。
あるいはなにか不手際が起きたときに、その場で言ってもらえればすぐに対処できたのに、いいネタができたとばかりに店をすっ飛ばしていきなりネットに上げられて炎上することです。
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