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サンプルは単純であれ

タオル地で作るお寿司は、もともと親子講習のために考えたもので、講習をしてみるととても好評だったので、コロナ禍おうち時間を楽しんでもらえたら、と思って作り方をYouTubeにアップしたのは去年。

そしてそれを見て作ってくださった方から写真が届いた!
こんなお便りとともに
「タオルをお米にしたお寿司 作ってみました。
ボンドだと まだ孫が何でも口に入れるので 縫って作成しました。
ウニとネギトロ軍艦は 絵本うさぎちゃんの 余ったフリースを使用しました。
たまごは フエルトを5ミリ幅に切って、くるくる巻いてみました。
いくらは100均の デコレーションボールというのを購入し 赤色だけを抜き出して糸で留めました。
どうしたら できるか考えるのも 楽しいです。」

サンプルはこれ


今までの講習で身をもって感じたことがある。
ベースがあって、単純なものであればあるほど、作り手はどんどんカスタマイズするのだ。
ママたちに布絵本の「うさぎさん」を連続講習でしたことがある。かなりの大作なのではじめは参加者の方は恐る恐る作っていたんだけど、
「あ、作れそー」となった時から、ママたちの工夫がはじまった。
そして私では考え付かないようなアイディアに溢れる作品たちができあった。

これはベースのサンプルなんだけど、例えば、お布団のページにお子さんがいつも持ち歩いているぬいぐるみをアップリケしたり、トイレの蓋に好きなキャラクターカバーをつけたり、花瓶を飾ったり、水の中にウンチが隠れるようにしたり、お洋服の横に帽子やマフラーを作ったり、うさぎちゃんの後ろ側をネンネの顔にしたり。
一番驚いたのは、トラックをデコトラにしちゃったママ!

お子さんが何が好きで、どうやったら喜んでくれるだろうって考えながら、楽しそうに盛っていく。時にはお子さんのリクエストに答えながら。そうなるともうお子さんとのコラボ作品!


ちょっとタイトルとはズレてしまうんだけど、カスタマイズというと今日キットを買ってくだ去った方からご丁寧にこんな連絡が届いた。

「せっかく送っていただいた布の一部をキャラクターの布に変えて作ってもいいでしょうか?」

そして私の返信。

「もちろんもちろん大丈夫です。お孫さんに合わせて色々工夫するのも、手作りの良さですよね。
そういう作品を拝見すると、とても愛おしくなります。
是非是非お孫さんの大好きなキャラクターの生地をご使用なさってください。きっとよりこのおもちゃが印象的にお子さんの中で残ると思います。」

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