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商いの街・大阪の商売人たちから学んだこと

私が独身時代に主に過ごしていたのは大阪の街でした。途中で一瞬だけ東京に出ていたものの、通算で約10年ほどお世話になりました。

当時の私はバイトとかお水とかしながら自分のビジネスを持っていたのですが、周りを見渡すと、やはり想像どおり、商売上手が多かったです。

今日はそんな商い上手な大阪の商人たちから私が学んだことをまとめてみたいと思います。

事前にお断りしておきますが、大阪人とはいえ皆がみな商売上手なわけではありません。私の周囲で起きたこと、個人的に学んだことに基づき書き綴りますのでそのあたりご了承ください。


元手(ほぼ)0円で商売を始めてしまう人たち

自分で商売をしている人というと、学校で専門知識を学び、修行に出て、そのあいだにお金を貯めたり経営の勉強をするなどして、きちんと開業までのステップを踏んで始めるイメージがあると思います。

しかし私が大阪で出会った商売人たちの多くは違いました。

人に雇われるのがどうしても嫌で自由業をやっているという人が非常に多く、学もなければスキルもない。資金も乏しい上に銀行でお金も借りられないっていうような人が多かったんですね。

じゃあどうやって商売をするかというと、元手(ほぼ)0円でマイクロビジネスを始めてしまうのです。

元手0円でできる商売って何なんでしょうか。

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