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ぼくが考えた最強のアナログゲーム作りに挑戦する~企画編02~
前回のあらすじ
ボードゲーム作りに挑戦するために企画を考えはじめた。怪獣とロボットが戦うというコンセプトにもとづいて、タワーディフェンス要素を持つ非対称対戦ゲームを構想中である。果たして、ちゃんと完成するのだろうか?
やあ、諸君。元気だろうか。元気だといいなあ。先週は大統領選で大盛り上がりだった。たぶん先週、この地球上でトランプのことを一番考えていたのはバイデンその人で二番目はアナログゲーム作りのためにトランプとにらめっこしていたぼくだろう。参考にいくつかボードゲームを買い足し、遊んで、良い部分をどう取り入れるか試行錯誤の連続だった。
はてさて、今回はそう言った苦悩の記録をここにつづりたいと思う。
独自性は、二つ以上の組み合わせにあり。
揚げパンにカレーを入れるように、カレーライスにとんかつを入れるように、うどんをカレーで煮るように、カレー料理というジャンル一つとっても組み合わせによって、まったく別の美味しさになるものだろう。これは全てのことに同じだと思う。ぼくが制作中のゲームはボルカルスをベースにいかに別の要素を別のゲームから取り入れて面白く調和できるかだろうと考えた。勝敗の決し方をタワーディフェンスと定めているのでこれに自分が好きな要素を付け加えてゆく。
その一 将棋
アナログゲームの征夷大将軍といえば間違いなくこれ、三歳児でもおそらく知っているゲームだろう。コマを動かし自分の王をとられないように相手の王をとる。中でも盤面の要素はやはり良い。すごろくのようなボードよりもマップをグリッドで区切るような盤面のほうが、攻略の幅が広そうだ。しかし、その分プレイ時間が間延びしてしまうデメリットがある。マス目の数やユニットの移動量などで調整が必要になる部分だろう。あるいは手番の数に上限を設けて、それまでに決着がつかなければそれまでの成果を見て勝敗を決するというルールも採用できる。しかし、ゲームコンセプトに則った勝敗条件で決着がつかないようなレベルデザインは、同点を理由に阪神巨人戦の結果がじゃんけんにゆだねられるようなものだ。恐ろしくて想像さえままならない。
その二、カードゲーム
トランプは世界最高だろう。ドナルドのほうは意見が分かれるだろうが、少なくともカードのほうを否定する輩はアナログゲームをわかってないやつだと思う。カードによってゲームの展開を誘導するメリットは計り知れない。まず、ルールが複雑でも、その都度カードを読めばよいので覚えることが少なく、初プレイでもとっつきやすい。また、シャッフルできるためランダム要素を設定できることで飽きさせないリプレイ性を実現しやすい。その分枚数が増えるごとにプリントのコストやデザインの手間が増えるが、遊ぶ側には関係のない話だろう。カードだけ、またはカードとちょっとしたその他の構成物で完結するアナログゲームも数多いようで、採用されるだけの理由は十分に理解できる。ぼくが構想するゲームでも、例えば上記のようなグリッドで分けた盤面に対してカードを引くことで効果を適用するような設計をぜひ盛り込むことに決めた。
その三、人狼のような推理要素
プレイ時間が伸びがちになってしまうが、非対称対戦ゲームの王様だと思う。特に対面で行うものの中でこれ以上にエキサイティングな要素が詰まったものもあるまい。ということで是非とも導入したかった。プレイ時間問題については相談にタイムリミットを設けるなどで対策できるはずだ。事実、ボルカルスも相談は二分以内というルールが決められているし、人狼ゲームも制限時間を設けることでだれることがなくなる。しかし、ぼくの構想するゲームに加えるうえでの問題は、すでに役を選んだ時点で、人間と怪獣に分かれてしまっている点だ。誰が怪獣かわからなくするとそもそもコンセプトから離れてしまう。ぼくが目指すのは怪獣と巨大ロボットのバトルなのである。潜伏した敵を当てる要素はその上に成り立つほうがいい。そこで注目したのは、(以下制作中に付き自己検閲。すみません。いや、行政文書か)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
……ゲームを有利に進めるご褒美が得られるなどのギミックを加えれば、おそらく実現できるはずだ。
以上、アナログゲーム作り企画編その2でした。次回は今度こそプロトタイプを発表出来たらいいな。
では、諸君今週も気合入れて労働だ!
[画像の引用]
https://pixabay.com/ja/photos/%E5%86%8D%E7%94%9F-1738065/
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