2年で19名が入社!!地方の老舗アトツギ企業が挑んだ理念経営の裏側とは??
先日、思いがけないところから声をかけていただき、KOBIRAの第4創業の取り組みを紹介する機会をいただきました!
テーマは、ズバリ….
『創業110年企業の挑戦、会社の変革を目指した経営理念・MVV浸透とは』です!
💡 きっかけは"あの"ツール
突然ですが、みなさんは「Unipos」って知っていますか?
KOBIRAでは、この「Unipos」を使って日々社員同士で、感謝の気持ちや称賛の言葉を送り合ったり、バリューを体現している行動に光を当てたりしています。
そんな中、なんとUniposを提供しているUnipos株式会社さんから
「KOBIRAさん、うちの勉強会でゲストとして登壇してくれませんか?🙏」
というお声がけをいただきました!
「えっ、うちが?」と驚きつつも喜んで引き受けることに。
どうやら、私たちがSNSで発信していた「Uniposの活用事例」を、社内で話題にしていただいていたそう。
そんなご縁で、今回の勉強会にKOBIRAから社長と副社長が登壇することになりました!
▼KOBIRAのUnipos活用事例▼
そんな勉強会に、一参加者として参加したKOBIRA人事組織部の門田がその様子をレポートします!!
勉強会、いざ参戦!
福岡の博多会場で行われた今回の勉強会。
当日の会場には、様々な業種の方が。
大学の経営企画を担当されてる方、メーカーの総務担当、健康食品の経営企画の方、そして野菜を使った商品開発をしている方まで。
最初にUnipos社さんからMVVや理念浸透についての基調講演があり、その後いよいよKOBIRAの出番です!
KOBIRAの「やりすぎ!?」な2年間
社長が、こう切り出しました。
「”第4創業期”と位置付けたこの2年間で、KOBIRAでは50以上のプロジェクトを進めてきました」
会場から「へー!」という小さな声が。
私も改めて数字で聞くと「そんなにやってたの!?」と驚いてしまいました。笑
さて、ここ2年のKOBIRAの変化と言えば...
・ミッション、ビジョン、バリューを一から策定
・生産性を向上するために10種類以上のITサービスの導入
・半年に一度の全社集会(Vision Meeting)を開始
・本社を利便性の高い鹿児島市内からシャッター温泉街へ移転
・「街まるごとオフィス」プロジェクトの開始
・Uniposを導入しバリュー体現行動に光を当てる
などなど。
試行錯誤の日々は続いていますが、ずいぶんと多くの取り組みを行ってきました。
「少しずつ変えていくよりも、思い切って一気に変えないと、すぐに元の状態に戻ってしまう。だからこそ、覚悟を決めて取り組んだんです。」と副社長の池田さんも想いを語ります。
▼第4創業期の取り組みについて、詳細はこちら▼
そんな今までやってきた取り組みを紹介した後は、
9つのテーマの中から、参加者の方に質問をいただいてお話しするディスカッションタイム!
理念と組織に投資してよかったこと
「理念経営って、すぐに利益に結びつくわけじゃないですよね。なぜそこまで力を入れたんですか?理念と組織に投資してよかったことは何でしょうか。」
最初に出たのはこの質問。
「これからのローカル企業の生命線は採用力だと考えています。理念を明確にして発信することで、想いに共感してくれる優秀な方々に入社していただくことができました。」と副社長。
実際、この2年間で従業員数80名弱規模のKOBIRAでは、19名もの新しい仲間を迎えることができました。
しかもスタートアップ経験者やプロサッカー選手など面白い経歴や個性をもった方々が多く、理念や組織への投資がまさに”採用という成果”に結びついてきました。
▼KOBIRAが掲げるミッション・ビジョン▼
トップダウンからの経営スタイルシフト
次に、超トップダウンの会社に所属しているという参加者の方から、KOBIRAではどのように経営スタイルを変えることができたのかという質問が。
「先代の頃は、社長の言葉だけが絶対で、現場での判断ができない状態でした。でも今の時代、市場環境が激しく変化する中では、現場での柔軟な判断が不可欠。
まずは、全社員面談や1on1の導入、半年に一回の全社集会の開催など、組織全体のコミュニケーションと関係性の質をガラッと変えるところから始めました。」
「いまだに難しさを感じることもあるけれども、徐々にシフトしていっている段階です」と社長と副社長が語りました。
ワークショップで生まれた新たな気づき
勉強会の後半では、参加者の皆さんとのワークショップも。
他の会社の方々と交流する中で、皆さんのお悩みを聞くこともできました。
「うちはまだバリューが未確定なんです」
「理念は作ったけど、なかなか浸透しなくて...」
などなど。
その一方で、すでに社内にある”保っていきたい行動”と”より良くする行動(改善提案や活動)”を言語化するワークでは、
「バリューとしてはまだ大きく掲げていないけれど、日々の仕事の中で会社として大事にしたい話はたくさんありますね」
と参加者の方からの新たな気づきも生まれていました!
バリュー=銭湯のマナー
勉強会全体を通して、参加者の方から大きな反応をいただけたのは、
”KOBIRAでは、「バリュー」を「行動規範」と捉えている”
という話しが出たとき。
「バリューって、例えて言えば銭湯のマナーみたいなものだと考えています。みんなが気持ちよく一緒にお風呂に入る=働くための約束事。
だから、一度決めたバリューを変えてはいけないということではなく、組織の形が変われば、バリューも変化させていって良いものだと思っています。」
社長が、温泉につかりながらふと思いついたというこの例えに、会場の皆さんからも大きな共感をいただけていたようでした。
終わりに
今回の勉強会への参加を通して、立場や会社での理念浸透度合いも異なる様々な属性の方と交流を深めることができました。
KOBIRAがやってきた&現在進行中の取り組みについて、まだまだ道半ばではありますが、注目していただけることは、とてもありがたいです!
他にも同じように、”理念経営に取り組む企業の皆さん”や、”理念を大事にする企業の仲間に加わりたい!という皆さん”ともお話してみたいと実感した一日でした。
ぜひ、SNS上で気軽に話しかけてください😉
勉強会にお呼びいただいた、Unipos社の皆さんもありがとうございました(^^)/
🔍KOBIRAのSNS情報はこちら↓🔎
■社長:小平勘太
https://x.com/kantakobira
■副社長:池田亮平
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■広報:かどたまほ
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