小林すい

埼玉で企画と編集をしています。主に児童・暮らし・女性向け。『こそだてカメラ手帖』『小さ…

小林すい

埼玉で企画と編集をしています。主に児童・暮らし・女性向け。『こそだてカメラ手帖』『小さなマシを積み重ねる』『へんしん!なぞなぞプリンセス』など。男児2人。さつまいも、パン、スコーンが好き。

マガジン

  • 両手ぶんの暮らし

    手の届く範囲の、できることをこつこつ続ける。暮らしと子どもの記録です。

  • 2023年の小林

    2023年に書いた記事です

最近の記事

毎日noteを書いて気づいたこと

1月の途中から「今月は毎日noteを更新してみよう」と決めて、今日まできた。 寝落ちなどで夜中の12時を越えてしまった日もあったけれど、こうして無事に今月最後の日を迎えられて、毎日続けられた自分を褒めてあげたい。 内容の濃い薄いは色々あったけれど、 「やると決めればなんとかなる」 ということがよくわかった1ヶ月だった。 けれど、だからこそ。 「やらなくてもなんとかなる」 とも思った。 何かを続けることは素晴らしいし、美徳だと思う。 結局何かを成そうとするときに、必ず力に

    • 夫と料理と分担と

      夫は料理が趣味で、私よりはるかに上手だ。 休日のごはんは夫が担当し、スパイスカレーやそのほか色々、とにかく美味しいごはんを作ってくれる。 以前の私は料理への苦手意識が必要以上に強く、夫に対する罪悪感や劣等感があって仕方がなかった。 夫の良かれと思ってのアドバイスも苦しくて、キッチンで隣に立たれることがプレッシャーになるからやめてくれと頼んだこともあった。 「そこはもっとこうしたら」 というのが当時の私からみたらやけに細かくて、ダメージを受けていた。 作った料理を食べて

      • 芦原先生

        1月は毎日更新すると決めたこのnoteに書くか迷いましたが、Xだけでは書ききれない思いを残します。 『セクシー田中さん』原作者である芦原先生の訃報に触れ、編集者として、出版に携わる者として、ものづくりに携わる者として、本当に胸が張り裂ける思いです。 どんなことであれ、携わる方々への敬意と誠意をきちんと意識したものづくりであってほしい。 そう思うし、そうありたいと改めて心に刻みました。 先生の描いた『砂時計』は10代のころ触れ心に残った作品です。 その中で自死遺族である主

        • おうちでカメラ

          先日カメラ講座に同席し、手持ちのミラーレスカメラの使い方を教わったことで、家でもカメラを使うようになった。 iPhoneでも綺麗な写真は撮れるけれど、カメラであらわせる実感はやっぱり特別だと感じるのは、カメラが上手になったのか、気持ちなのか。 ふわりと揺れる湯気。 iPhone以上に、光をうまく捉えられる気がする。 光がしっかりと「ここにいるよ」と言ってくるような、そんな感じ。 色々な角度で撮ってみる。 上から、横から、近づいて。 この日は栗の蒸しパンを作った。 蒸

        毎日noteを書いて気づいたこと

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        • 両手ぶんの暮らし
          29本
        • 2023年の小林
          2本

        記事

          長男から見た世界のこと

          我が家の長男は6歳。4月から小学生になる。 我ながら、素直で良い子だなあと思う。 私のせいで怒りっぽいところもあるけれど、人懐っこいし、なんでもよく食べるし、よく寝てよく遊ぶ。 特段何か人と違うところがあるわけではないし、秀でたところがあるかと聞かれると難しいけれど、自分が好きで人が好きで、毎日にこにこ笑って面倒見がよい。 よその子はひとことで「こんな良い子だね」と言えるけれど、自分の子どもはどう捉えていいかわからない。 次男についてはまた別の機会にするとして、今日は長

          長男から見た世界のこと

          めまいとわたし

          昨年、メニエール病と診断された。 きっかけは昨年5月末に、めまいで救急搬送されたこと。 台所で急に立てなくなり、子どもの晩ごはんも準備ができず、吐き気に襲われまったく動けない。 耳鳴りとめまい。たとえるならば、遊園地のコーヒーカップを全力でまわしてる、そんな感覚。ぐるぐるして視点が定まらない。 今思えば救急車を自分で呼べばよかったけれど、そのときはとにかく 「どうしよう、子どものごはんは、寝かしつけは」 という考えしかできなかった。 夫は仕事に出ているし、しかたなく近所

          めまいとわたし

          カメラがたのしい

          今日はRome.photograph・misatoさんのカメラ講座に同席した。 misatoさんの著書の編集担当としてご一緒して以来、カメラの撮り方を教えていただき、おかげで日々の撮影が楽しくなってきている。 misatoさんはプロのカメラマンであり、さらに初心者向けのカメラ講座をしている講師でもある。 スマホカメラの撮り方だけでなく、楽しみ方親しみ方を教えていただけたおかげで、写真を気負わずに楽しめるようになった。 上の2枚はiPhoneで撮ったのだけれど、我ながら

          カメラがたのしい

          胃もたれのしないやさしさ

          今日は用事を済ませ、友だちと久々のランチ。 気に入っている野菜のカフェで季節のワンプレートをいただいた。 りんごの天ぷらなど珍しい料理がたくさん、たくさん並んでいる。 一品一品丁寧に説明してもらえて、家じゃこんな品数も盛り付けも難しいよね、と2人で感動しきりだった。 デザートは豆腐のタルト。 本当にふわっと軽い味わいで、ぜんぜん胃がもたれない。 からだを労るやさしさを感じるこのお店が大好きだ。 そして甘さ控えめのスコーンを焼いた。 ホットケーキミックスと少しの油、豆乳、

          胃もたれのしないやさしさ

          まったく背伸びしない、今年やりたい10のこと

          今まで、1年間やりたいことや目標を決めることはあれど、しっかり10個と決めたり記録したりすることがなかったので、今年はしっかり記しておく。 去年は試行錯誤しながらも、暮らし第一を徹底できた一年だった。 今年も背伸びせず、地に足つけて生きていく。そんな私のやりたいこと。 1|プロフィール写真を撮る 出産してからしばらくイラストの仕事をしていたこともあって、SNSのアイコンは自分で描いたイラストにしていた。 けれど、最近は企画編集が主で、SNSに綴っているのは暮らしのことば

          まったく背伸びしない、今年やりたい10のこと

          今日のこと

          体調不良から回復して、3日ぶりに朝台所に立つとやっぱりいい感じ。 料理が嫌いだ、苦手だと言っていたころと腕前はさほど変わらないのに、心境の変化で景色が違ってみえるものだ。 長芋を焼いて、キャベツを刻み、おやつ用におからときなこのずっしり蒸しパン。 あとは祖父のレモンをお湯に入れて飲む。 今日のおやつに出番を待っているマフィンたち。今日は豆腐でマフィン作ろうかなと思ったけれど、祖父のレモンで蒸しパンを作った。 写真を撮らずに冷蔵庫へ入れてしまったので、できあがりはまた今度。

          今日のこと

          家族は自分の鏡である

          金曜土曜と、丸2日寝込んで今日。 昨日1日家にこもってフラストレーションがたまった兄弟を連れて、夫が朝から科学館に出かけてくれた。 おかげで今日も半日ゆっくり休んで、少し回復。 この3日できなかった掃除をして、夫が畳んでくれた洗濯物をしまい、息子たちのおやつを焼いた。 今日はオイルマフィン。バターがないのでオイルでヘルシーに……という謳い文句のレシピだけれど、使うオイルの量に少し尻込みしてしまった。 とはいえさすがのレシピ。 上手に、おいしそうに焼けた。 数年前に義母

          家族は自分の鏡である

          体調が悪いとき

          おとといリンパ節炎になり、薬を飲んでいるのだけれど、今度は全身がだるく頭の鈍痛が抜けない。 持病のめまいなのか別の何かなのかもわからず、昨日と今日はトイレ以外寝たきりの生活だ。 夫が家事育児、色々してくれてありがたく、申し訳ないけれど、ふとしたときに言われた「しっかりしてくれ」という言葉で久しぶりに凹んでしまった。 食欲がないからごはんを食べられず、病院に行ったらと言われても今は立ち上がる気力がなく、夫からしたら治す気がないように見えるのだろうか。 たぶん、どちらかとい

          体調が悪いとき

          やさしいおやつをつくる

          最近、少しだけ子どものおやつを自作している。 きっかけはお菓子のストックがなくなったこと、寒くて買い物に行きたくないこと、実家からきた果物や義母からいただいたホットケーキミックス、卵がたくさんあったこと。 案外楽しくて、少しずつ手作りしている。 最近は蒸しパンを作った。蒸し器がなくても簡単で、レンジで作るよりしっとりしている。 材料を混ぜてフライパンに入れて、蓋をして蒸すだけ。私みたいな人間でも簡単にできる。ホットケーキミックスのおかげで計るものも少ない。 お年賀の辰

          やさしいおやつをつくる

          大好きな喫茶店が教えてくれた、学ぶこと、はたらくこと

          先日、一番好きな喫茶店に行ってきた。 昨年末に見つけて以来、人生最高を叩き出したケーキと居心地のよい空間にすっかり夢中になり、月に一度は通うと決めている。 そこはお店を始めて10年(20年の聞きまちがいかもしれない)、一度も値上げせず、ケーキは全種類1ピース350円。店内でいただけるおまかせの盛り合わせセットは飲み物もついて税込1000円。 大人気でテイクアウトも開店すぐや、事前予約で終わってしまうこともしばしば。安さがよいのではなく、味がよいのに値段が安すぎるのだ。生ク

          大好きな喫茶店が教えてくれた、学ぶこと、はたらくこと

          採れたものを食べる

          最近、朝は祖父の庭から採ったレモンを入れたお湯を飲んでいる。なんといっても寒い。朝の台所は0度近くになることもあって、からだの芯から凍えてしまうから。 去年の冬から家庭菜園に目覚めた夫のおかげで、庭で採れたものを食卓に出せるようになり、私の料理に対する気持ちにも変化が訪れた。 サラダがおいしい。 庭に生える葉っぱが少し愛おしい。 虫がついたりすることが気になるのではと、夫が苗を買ってきたときは不安だったけれど、実際は水で流してしまえばなんてことはない。 スーパーでレタ

          採れたものを食べる

          工場見学|キリンビール

          工場見学ブームの我が家、先日はキリンビール取手工場へ行きました。 ビールの見学が主ですが、子どもにはジュースやお菓子が出るとのことで、息子たちもわくわく。 私は運転手なので、飲めません。 入り口で「運転される方はこちらを見やすいところにおつけください」といただいたNO‼︎飲酒運転のバッジ。 ビールの材料は見たり触れたり、香りをかいだり。 麦芽はなんと食べることもできました。 ぽりぽりしたおつまみみたい。塩をかけたらそれだけで一品になりそうです。 以前使っていた釜は銅。

          工場見学|キリンビール