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音楽についてけっこう熱く語るエッセイ集のたぐい

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ポップ/ロック/ソウルについてけっこう熱く語るエッセイ集のたぐい
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#レゲエ

ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ"Keep On Moving" (1971)

ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ"Keep On Moving" (1971)

春はあけぼの 夏はレゲエ。相場は決まってますね。それは24節気の移ろいみたいなもの。

早く大麻解禁してほしいですね。大麻があれば、物価高も円安もとりあえず我慢できる。Keep Calm and Smoke. Roll The Jointなんつって。

ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーの男3人編成だった頃の曲。この頃のウェイラーズは本当に最高。ピーター・トッシュの低音声が切り

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ブラック・ミュージックのライブ・アルバム名盤3選

ブラック・ミュージックのライブ・アルバム名盤3選

こんばんわ。knt²です。

さて、今日はライブアルバムの名盤を取り上げたいと思います。ライブアルバムという形態、最近の若い人にはピンと来ないかもしれません。ライブアルバム全盛期というのはなんとなく70年代の気がしていて、今回取り上げるのも全て70年代の作品です。

ライブ・アルバムを聴くときは、ストリーミング・サービスのように一曲ずつばらして聴くより、アルバムとして頭から通しで聴いた方が盛り上が

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レゲエ聴くなら!名曲セレクト10選!

レゲエ聴くなら!名曲セレクト10選!

1.ボブ・マーリー 「バビロン・バイ・バス」

レゲエを聴こうとして、ボブ・マーリー聴かない人はまずいないでしょう。どのアルバム、どの曲もいいのですが、初めはライブ盤のこれをオススメします。1978年の作品。

理由は、最盛期のボブ・マーリーの熱気が伝わってくるし、選曲も有名どころばかりだから。

これで好きになったら、次はキャッチ・ア・ファイアとバーニンのアイランド1st、2ndを聴いてみるとい

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ダブ・アイコン、リー・ペリーの魅力と偉大さ

ダブ・アイコン、リー・ペリーの魅力と偉大さ

良いニュースと悪いニュース、まずどっちを聞きたいですか?

というか、今回は悪いニュースです。リー・ペリーが亡くなりましたね。これを機会に一ダブファンとして、彼の魅力を改めて振り返ってみたいと思います。

1.まずはやっぱり、ボブ・マーリー&ウェイラーズを発掘したこと

アフリカン・ハーブスマンという曲をちょっと前に紹介したけれど、この曲がリー・ペリープロデュースです。

2.ダブを発明した人

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真夏の名曲 ボブ・マーリーの「アフリカン・ハーブスマン」

真夏の名曲 ボブ・マーリーの「アフリカン・ハーブスマン」

夏休み企画、「涼し気な曲」シリーズその二です。

有名なボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズです。彼らの「アフリカン・ハーブスマン」という曲が良いです。

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズは、スタジオ・ワンからトロージャンを経てアイランドレーベルへ移籍し、ワールドデビューします。

レーベルそれぞれの時期で、結構雰囲気が違います。スタワンの時はスカです。リー・ペリーがプロデューサーとなったトロージャン

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フィッシュマンズを生み出した3つのエレメント

フィッシュマンズを生み出した3つのエレメント

こんにちわ!今日は音楽ネタです!

テーマはフィッシュマンズです!最近ドキュメンタリー映画ができたとのことで、拙いながら一筆ケイジョウっす!

空中キャンプ以降のフィッシュマンズの活躍は有名なので、それ以前のフィッシュマンズに触れてみたいと思います!

複数形なんだからフィッシュ「メン」だろ、というツッコミには付き合いません!!

その1 日本のダブ ミュートビートまず、フィッシュマンズといえば「

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