自分という人間が苦しくて仕方なかった

私は正規で就職をしたことがない

今流行りの、ひろゆきさんもよく質問に無能という言葉が入っているけど、多分その方達より驚くほど、無能だからだ

派遣、長期どちらもで働き、心身を壊して今は障害者施設で働いている

そこで知ったことは、環境によっても病むかは変わるし、ある程度 欠点をそのままにしていても生きている人はいるということだった

また、求められる能力が自分の能力と見合わない、改善が難しそうな周りや自分の状態では辞めることは逃げや甘えではない、その判断をせず働けないまま無理をしていてもできるようにはならないということだった

向いていないことも、嫌な人がいるところも続けていても自分は、潰れてしまうと認めたくなかったのだ

まず、能力面について

とにかく速さと対応力、そして空気を読みながら自分のやるべきことを選ぶ販売業は向かなかった。やればいいことはわかるが、誰かがやろうとしていた、手先の不器用さや人前での過緊張によってなんでもうまくできなかったから、急いでいる時は手伝ったほうが迷惑そうでーー新人時代は特にーどれをやればいいか判断できなかった

それは、その人の動き、全体の流れを見ることが、長年の叱咤や中身のない怒号、人格否定によって失われていたからだ

これは親のせいと、クラスのメンバーが右向け右方式の少数社会であったことに起因していると思う

あとは、私が少々問題多めで生まれてきたということ、、ここも大きい。

でも、精神障害者施設やクラス、派遣バイトに行けば私よりヤバいと思う人、自分のヤバい部分の振り切れた人が数人のグループの中に1人か2人はいたのだ、、

ヤバい人が多い環境だと、皆そちらに目を向けるからあんまり怒られない。まともであろうと努力し、適切に判断できるボスの言うことを聞ける体調であれば難なく働けたのである。

なのに、それを能力がないからつまらない仕事ばかり、単調なことばかりさせられると嘆いていたのは自分だった

まあ仕事ではこーなるか、、と諦めることができなかった。頑固でいらない負けず嫌いだ。なのに改善点も考えず、ただただ悩むだけだったのは非常に非生産的だったと思うし、それはわかっていても脳が悩みから歩みを進めてくれなかった。

成年前発症の発達障害からのうつと不眠のせいもあったとは思う

けど私は圧倒的にまわり、相手を読む力、気力が削がれた状態だった

人と接しているときは楽しくしよう、と自分にできる精一杯をしつつ、このひとといると楽だなってポジションで落ち着こうとか、できる範囲でいい方に、上の人（出来る、普通層との雑談とかで楽しめばよかったのにね

自分なりに欠点を埋めて成長していくのを見せれば良かったのにね

強すぎるコンプレックスと鬱で視野が狭くなっていたこともあったけど、ミスしないことを目標に、何に気をつけたらいいだろう、ここは分からないから無能を露呈してでも聞こうという前向きな努力はしなきゃいけなかったと思う

自分のつまらないプライドを捨てることができなかった。そこが私の最大の無能さだったんだ

またまわりに助けてもらえばいいところすら、自分でやろうとしてうまく行かずに落ち込んでいた

嫌なことを言われたり、怒られたり、自分で考えて。と言われるのが怖くて、聞きやすくなるように相手とコミュニケーションも取ろうとせずにひたすら落ち込んでいた

だけど、今、障害者施設でそれらを矯正している最中だ。

相手を手間取らせたくない、考えたらわかることかもしれない、聞くことは考えられない分野でも人に聞いてみようと選択肢に入れること、聞く相手を選ぶこと、全体の流れから自分で最適な方を判断すること（これはできないことが多いから最悪聞いてもいいか、とボーダーを下げることを許可すること、人によって対応を変えること（みんなと仲良くしましょう信仰を律儀にやりすぎない←コンプレックス、自信のなさから無駄に優しく、真面目になっていた

仲良くなるだけが最適解ではないこと、それがめんどくさい、私とはしたくない人がどうしてもいること、今のストレス発散方法だけでは潰れてしまうことーー

今、懸賞もしているのですが、それで高級なおいしいもの、今まで触れなかった音楽や映画、アート的な部分に触れる機会があって、あれ、過食でたくさん食べることだけが心の落ち着くことではなかったんだ、と再認識できたり

暇だからネットニュースをだら見するしかない夜も、それが次の日の世間話に繋がったりして

興味のないことをある程度知っておくことの大切さ、それで少しずつコミュニケーションを取りたい姿勢をみせていくこともやっとできるようになった

容姿や性格の欠点のせいだけにしなくなったのだ

そんな当たり前のこともできないくらい興味のないことを知ろうとしない頑なさ、偏りも生きづらさの原因だったんだな

外に出られていないとおもっていたけど、　　　本当にいろんな気づきがあったな

でも過食でしか埋められない何かはあったな、とまだ摂食障害の解決には至らないでいる