縦書きの雨 (東京スカパラダイスオーケストラ feat. 中納良恵)
ドラム日記 第17回
ミニシリーズ、弟子である8の理由。の4回目。
今回は「縦揃え」。
粒揃えだけじゃなくて、縦も揃えなくちゃ、うまく聴こえません。ですって。
あら、たいへん。
縦に線があるイメージ。雨みたいに。
(引用:みっきーのドラム教室)
まさに縦書きの雨。え、強引すぎ?
縦揃えって、粒揃えで言ってた間隔揃えと同じこと言ってるだけかもしれませんね。
でも、ぜんぶの粒が揃わなくても、小節の頭、これさえ縦をバッチリ合わせておけば、そのあと多少粒揃わなくっても、多少縒れても、曲としてはまあまあ成立するそうです。できれば拍の頭くらいは縦ぜんぶ揃えた方がそりゃいいんでしょうけど。
あんまり縦揃えばかりに気を取られると、今度は流れが悪くなってノリも出ない。少なくとも大事な箇所は必ずバッチリ縦を合わせる感覚でしょうか。いやそれより基礎練習もっといっぱいやれってことかもですが。
金物とタイコを合わせるのは、音の色もアタック感も違うので、合う感覚が難しいです。
ロックやポップスなんかは小節の頭にクラッシュシンバルが入ることが多いですが、ここを縦バチッと決めないと、ノリがヘナヘナになってしまいます。でも前の小節の余波が残ってて、バスが遅れたり早くなったりします。
ボクとしては、左手と右足バスを合わせる感覚が難しいです。左手スタートのタム回し練習でバスを4分で入れると、バスがめっきりルーズになります。
右手と左足ハット開け閉めも、手で叩くのとハットを開け閉めするのと、微妙なタイミングズレが気になります。手足クロスが苦手なんですかね。
ふんわりとはできるけど、バチッと合わせる感触が弱い。神経が通ってないんだろうか。練習していけばバチっとできるようになるんだろうか。
まあこれについては、いつも気にしながら練習して、神経を繋げていくしかないですかね。
◇◇◇
タイトルですが、正確には、縦書きの雨 feat. 中納良恵 (東京スカパラダイスオーケストラ)ですね。そこはスカパラさん拘ってるんですよね、確か。
2012年の曲です。
友人に良恵さんとオシゴトしているやつがいて、ちょうどEGOの話が出て久しぶりに聴いていたら、この曲が関連で出てきて、縦書き!!これだ!!となってタイトルにさせていただきました。
なんと良い曲……。映画みたいなMV……。
すてき……。
スカパラさん。ボクの愛する数多のアーティストさんたちとコラボしては、いつも驚かせてくれます。ライブではスカパラがゲストで現れるだけでもうお祭り騒ぎです。
田島くん。2001年。
民生。2002年。
ハナレグミ。2005年。
チャラ。2006年。
てんふぃ。2013年。
宮本くん。2018年。
そしてそして、ついに今年、愛子姐さんが満を辞して登場!!! ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。涙
選びきれなくて、貼りすぎました…。
◇◇◇
ボクが最初にスカパラをちゃんと知ったのって、フリッパーズでした。
この曲の後、ビッグバッドビンゴに続くんですけど、もう、アレです、なんて形容していいかわかんないです、ボクの青春そのものです、毎日聴いてました、フランスに卒業旅行したときも一人でパリの街を彷徨いながらずっと聴いてました、ああああ。
フリッパーズはスカパラと仲良しなので、あれやこれやと一緒にやってましたし、フリッパーズじゃなくなってからも、青木さんが小沢くんのドラム叩いてたりしていました。
↑これ公式じゃないけど。ちょっと拝借。
なんか今思えば、小沢くんの曲で聴く青木さんのドラムが好きで、ほんと好きで、あれから何年経ったんだろう、まわり回っていまのボクに繋がっているような気がします。いま青木さんのドラムを生で観られたらどんなにかよかったのに。悔しい。
そういえば逆のfeat. 小沢くんもありましたね。カバーですけど。
小沢くん関連の話だとキリがなくなっちゃうのでもうやめまーす。
欣ちゃんのことは、また別の記事でしっかりと書きたいと思います。
◇◇◇
次回は、弟子である8の理由。の5つ目、「待つ」です。
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