かなぶん

病院、災害地域などでソーシャルワーカーという仕事を10年くらい。 上は東北から下は沖縄…

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病院、災害地域などでソーシャルワーカーという仕事を10年くらい。 上は東北から下は沖縄とゆらゆらオモムクママニ〜 そんな「ワタシ」の体験、思うこと、おもしろいをカキカキ_φ(・_・ 滝、サイ、うずらの卵、フェスが好き。 趣味で絵も練習中。

最近の記事

恋だの愛だの

ただ、ある本を読んで思ったこと。ぱーとツー✌ すべての瞬間が君だった‐きらきら輝いていた僕たちの時間‐ ハ・テワン著 たまに詩集を読みたくなるのだが、表紙の絵が好みで読んでみた。 今までの淡い思い出や苦い後悔、純粋に誰かを好きだったことや今も忘れられないあの人を思い出す、そんな本だった。 いくつか心響いた一節を紹介。 1人でいるほうが楽なふりを この世で一番上手にできていると思っていた。 だから、ぼくはいつもそうしてきた。 たぶん誰かといる時間(仕事など必然的な時間を

    • これは経費で落ちません!

      2019年にNHKで放送されていた漫画原作のドラマ「これは経費で落ちません!」を今更ながら全話見たのだが、その感想。あと、主題歌の阿部真央ちゃんの「どうしますか、あなたなら」がドラマにぴったりで尚且つ歌詞が良すぎて最近は毎朝聴きながら出勤してる♪ あらすじ 石鹸メーカーの経理部に勤める森若沙名子(多部未華子)が「何事にもイーブンに生きる」をモットーに回ってくる領収書や請求書から見えるワケありの人間関係に立ち向かう姿や奥手な彼女の恋模様をコミカルに描くオフィスドラマ。 主人

      • 「好き」を証明する必要なんてないのに。

        このツイートを見てすごく最近思っていたことが溢れてきた。 自分の好きなことやモノ、人なんかを誰かに(理由を)証明する必要なんかないのに、どこかで気にしているいる自分がいる。 一生懸命それっぽい理由を探して伝えるんだけど、なんか違うという感情を抱く。 その結果、好きであることを隠した方が楽だということに気付く。 そうやって生きてきたし、これからも全てを開くことはないと思う。 その度に傷つきたくないから、誰かを嫌いたくないから。 でも本当は誰かに話したいし、知ってほしいとい

        • 死ぬのは怖い?

          ある日、95歳のじいちゃんに「死ぬのは怖い?」と投げかけたことがある。 その返答はワタシが想像していたものではなかった。 ワタシのじいちゃんは、戦争も経験していて、数回病気で入退院も繰り返している。何度も死と向き合ってきたと言えるだろう。 そんなじいちゃんは今は高齢者の施設で生活していて、コロナの影響もあって1年以上会えていないが電話で会話できるくらい状態は落ち着いている。 死について、 ワタシが尊敬する樹木希林さんはあるインタビューでこのように語っている。 死はいつ

        恋だの愛だの

          滝になりたい。

          「将来は何になりたいか」 幼いころ、誰でも一度は投げかけられた質問ではないか。 今の子供たちは現実的だ。YouTuberとか公務員とか。それを夢のない話だとあざ笑う大人もいるが、宇宙飛行士とかお嫁さんだと答えていた時代からよりリアルな時代になったのだろう。あざ笑う大人たちは幼い頃なんと答えたどのだろうか。 そして、今はなんと答えるのだろうか。 ワタシの答えは、滝になりたいだ。 20歳を超えた辺りから思いだしたのだが、こんなこと本気で言ってるのか?と鼻で笑われることがほとん

          滝になりたい。

          働きアリの末路は?

          はたらくを考えた時に、パッと思いついたのは「働きアリの法則」。この法則は、働きアリの内「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける」という集団で行動を起こすときにほぼ必ず起きる現象のことである。 この法則の面白いところは、2割のよく働くアリたちばかり集めると働かなくなるメンバーが出てきて、反対に2割の働かないアリたちを集めると、働かないアリたちからよく働くアリが出てくるというところだ。働き方が意思や性格ではなく環境に左右されるということが言えるということ。 では、私自

          働きアリの末路は?

          私が選択した結果が愛するということだった。

          ただ、ある本を読んで思ったこと。ぱーとワン🐶 「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」著/岸田奈美 この本は、タイトルに惹かれて購入したのだが、感想を一言でいうと、「くすっと笑えてホロっと泣けた」だ。 日曜のお昼過ぎに近所のカフェで一人で読んだのだが、時々ニヤニヤしながら読み進めていった。笑いをこらえているニヤニヤ顔がこの上なく気持ち悪かったであろう。そして、突然泣き出す情緒不安定なアラサーとなっていた。 さて、内容に戻ると特にビールの売り子のエピソード

          私が選択した結果が愛するということだった。

          嫌な過去は折り畳み傘と一緒

          時に、「あっ折り畳み傘持ってて良かったな」と思うことがある。 雨が降っている時や降ると分かっている時は、普通の傘を持ち歩くのは当然。予想もしない急な雨に折り畳み傘は、役立つのだ。 かといって、私は折り畳み傘を意識して常備しているタイプではない。にもかかわらずウチには3本の折り畳み傘がある。普通の傘は5本もある。ただあることを忘れて買ってしまうから増える一方だ。 気まぐれに折り畳み傘をかばんに入れて持ち歩く。そして、急な雨が降った時折り畳み傘を持っていることにふと気付く。

          嫌な過去は折り畳み傘と一緒