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ビタミンB1が足りないと糖質は燃えない!?

ビタミンB1とってますか?

糖質を代謝するために重要な役割を持っているこのビタミン。
せっかく頑張って運動しても足りていないと糖質をうまくエネルギーに変えてくれないので、運動してもただ時間と体力をつかって終わりなんてことになってしまいます。

そんなことにならないために、体の中での作用や、どんなものをどうやって食べたらいいのかをお話ししていきます。





1.これがビタミンB1を含む食べもの。食べてますか?



ビタミンB1は体のなかでチアミンキナーゼによって活性型ビタミンB1(TPP)に変わります。
TPPは糖質を代謝するために大切なものなので、ご飯などから糖質をたくさん摂取する場合には、その分たくさんとらなければいけません。



ビタミンB1は豚肉、ごま、大豆、たらこ、抹茶、しいたけ、玄米などにたくさん含まれています。

豚肉は日々の食事に取り入れやすいですよね。
ごまやたらこは一度に大量に食べることはありませんがこれも比較的取り入れやすいのではないでしょうか。
そして玄米はビタミンB1に限らず、さまざまなビタミンやミネラルが含まれているので、いつものご飯から変えてみたり、白米に少し混ぜて炊くのもいいでしょう。

そしてビタミンB1はにんにくと相性がいいです。

にんにくの成分、アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンになります。
アリチアミンは腸での吸収性が良く、吸収された後は体の中で再びビタミンB1に戻って活性化します。





2.ちょっと自慢できる豆知識



ビタミンB1はビタミン類の中で一番最初に発見されたビタミンです。

今から110年前、発見したのは日本の農学者である鈴木梅太郎さんと言われています。
当初はオリザニンという名前がつけられましたが、そののちポーランドの生化学者がバイタル(生命に必須)アミン(化合物の一種)として論文で発表しました。

その後、実はアミンではないことが分かり、アミンと区別するためにビタミンという名前がついたそうです。





3.まとめ



・ビタミンB1は糖質を代謝するために必要
・豚肉、ごま、大豆、たらこ、抹茶、しいたけ、玄米などに含まれる
・初めに発見されたビタミンである

ダイエットがうまくいっていないかたや、疲れやすいかたはぜひどうぞ。


ビタミンB6の作用についてはこちら



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