【5】私にとっての物っていうもの
体の不自由な方や高齢者が使用する
車椅子、座位保持装置、装具。
我々が暮らしで使うもの
なんのために生まれたのか
あくまで個人的な意見にはなりますが
使われるため
使ってもらうため
使用することでその人の、その動物の暮らしを豊かにするためであると考えます。
技術の発展していない時代や戦争、自然災害など、所有物を失い、不自由をしいられる、そんな時間もあったなかで、現在の私達は非常に多くの物に囲まれて生活しています。
楽をするため、と考えることもできます。
人は楽をしたい動物だとも思っています。
置物やオブジェ、インテリアも直接的に便利さや豊かさを生むものではないと思いますが、
精神的な充足感をあたえてくれことで間接的に暮らしを豊かにしていると思います。
いろんな物がある中で大切なことは
使う・持つ の
目的にあると思います。
私はミニマリストというスタンスに好感を持ち
実践している中で過剰に反応をしてしまうところもあります。
ですが
役割を持たないもの、役割を全うしして役目を終えたものも多く持っていることもあるはずです。
思い出や大切なものを捨てろという訳ではありません。
役割を終えて、頑張り切った物たちが
「今」と「未来」の足枷になってはいけません。
「過去」があって「今」かあります。
「未来」は「今」の積み重ねです。
「今」を作ってくれた「過去」を活かして
「今」を「未来」に繋げていきたいです。
「過去」はすがるものではなく
「糧」にするほうが良いと思います。
「今」も「未来」も沢山の新しいものが私達の暮らしを豊かにしようとしてくれます。
それを受け入れて行くには「過去」を手放す必要が必ず出てきます。
スマホを使うにあたって、ガラケーを使わなくなるような感じでしょうか。
小さい物なら負担にはなりにくいかもしれません。
車をを買い替えたときに、今まで乗っていた車も持って帰るのでしょうか。
(そういう人もいるのでしょうけども)
仮に全ての役目を終えた物を手放さずに所有したことを想像するといがでしょうか。
人は必要なものが必要です。
過去よりも未来を重視する人のほうが多いと思います。
過去を足枷にしないためにも、手放すにしろ、そうでないにしろ、整理しておくことは必要です。
もう一度部屋を見回してみてください。
よーいどんで走り出す時、持って行くものはなんですか?
それだけの話。
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