立つ鳥跡を濁さずと言いますが…。

仕事を辞める時、考えること。

より良くなってほしいと、思うことを伝えて旅立つのか、それとも何も言わずに辞めるのか。

わたしはふた通り経験しています。

やっぱりより良くなってほしいと、次働くひとが同じ気持ちにならないように、そう思ってひと通り伝えたことがありました。

その時は急な異動で緊張しててという不安定な気持ちの時で、それに追い討ちをかけるように、わたしにではなかったんだろうけど、負の言葉を色々と言われた。

耐えよう耐えようとしてたけど、無理だった。

ある日行けなかった。

家は出たけど、途中のコンビニで休ませてほしいと、上司に電話をして休んで、その後そのことを伝えて辞めることとなりました。

立つ鳥跡を濁しました。

なんか色々と後味悪くて…残るひとのことを考えてってのは言い訳だったのかもしれないなあって思いました。

そのお店はすぐになくなって…。

という噂も移動する前の部署のひとに聞きましたが…。


そんな経験をして、また次の退職の時、静かに辞めました。

したい仕事があるとか、ないとか…。

ありがちな理由を言って辞めました。

立つ鳥跡を濁さず。


どちらも後味が悪いです。

言いたいことは伝えても良いだろうし、言わなくても良いのかもしれない。

どちらも最善で、最善ではない。

どちらを選んでも後悔するかもしれないけど。

何も言わない方が、立ち寄りやすいのは事実です。

わたしはどちらの職場にもほぼ行きません。

行っても静かに買い物をして帰ります。


そんなものです。

仕事ってそんなものです。

わたしが辞めたら…なんてことはない。

誰か辞めたってまわっていくんです。

追い詰められる必要はない。

逃げるとは思わないで。

と…自分に言い聞かせたいのかも。


今回は立つ鳥跡を濁さずで静かに立ち去りたい。

そう思っています。

こんなに辛い思いをしたのだから…。


おわり。

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