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家族とは

今年の夏頃に私の実家に
2匹の野良猫が住み着きました。
茶色の猫 マイケル(写真右)
白黒の猫 シロ(写真真ん中)
の2匹です。
私の実家にはコロちゃん(写真左)という
可愛い可愛いおじいちゃん犬がいます🙃
最初は家族みんな、この野良猫の事を
厄介者扱いでした。
夏で窓を開けてると勝手に入ってきて、
コロちゃんの餌食べてるし、
車の下に潜って危ないし…😅

【餌をあげちゃうと完全に住み着いちゃうから
絶対餌はあげない】

とお母さんとおばあちゃんが言ってました。

私が夏に帰省した時に
あまりにもガリガリな野良猫ちゃんを見て
『少しコロの餌あげていい?』
と母に聞きました。
すると母は
【いいけど、おばあちゃんにバレないようにあげてね】
と言ってくれて、
こっそりコロの餌をあげました。
2匹はがむしゃらにドッグフードを食べました。

私の家族はおばあちゃん以外は動物大好きです。
特におじいちゃん、お父さんは犬猫大好きです。
ガリガリになっていく野良猫を見ていて、
おじいちゃんもお父さんも
【可哀想だな】とずっと思っていたみたいでしたが、
母やおばあちゃんが『あげちゃいけない!』
とずっと口酸っぱく言ってたのであげられなかったみたいでした。
そのタイミングで私が餌をあげてしまったので、

(あっ、餌あげていいんだ!)

と2人とも思ったみたいで、
そこからお父さんとおじいちゃんの
野良猫のお世話が始まりました。

そこからというもの、
どんどんマイケルもシロも大きくなって
健康に育っていきました。

私が次帰省した時にマイケルとシロに会ったら
お父さんとおじいちゃんには心を許して
お腹だして「撫でて〜」ってやったり
ずっと足元ついて歩いたり、
本当に野良猫というより家猫になってました。
玄関に使わない座布団置いて猫の寝床作ってあげたり、本当に本当に溺愛してました。

すると父が言いました。
『今こうやって野良猫に愛情を注いでしまうと、居なくなった時に反動で辛くなるから、それなりの距離をとったほうがいいよね』
と私にボソッといいました。

ある時、母から電話があり
『マイケルが調子悪そうでご飯食べないんだよね〜』
と言っていました。
「え?どうするの?病院でも連れてくの?」
って言ったら
母が
『所詮野良猫だしね、病気持ってたのかもしれないし、連れて行かないよ〜』
と言ってました。

マイケルが調子悪くなってから1ヶ月、
本当にもう倒れそうになっていたマイケルを
父が見かねて【病院に連れてく】と言いました。

そしてマイケルを病院に連れて行くと
点滴を打ってる最中に、
そのままお空へ飛び立ちました。

死因は肺水腫だったみたいです。

その後父1人で、火葬場に連れていき
火葬をしてきました。
父は家で1人で泣いてました。

マイケルが私の実家に来て
約半年、
家族皆、家に帰るたびに野良猫2匹が
お迎えしてくれるのが
本当に嬉しかったみたいです。

本当に半年という短い時間ですが、
その短い時間で、もう家族の一因に
なっていたんだなと思いました。


世の中には色々な家族という形がありますが、
どのくらいの長い時間この人と過ごしたではなく
どのくらいその人と深く関わったかで
想いが変わってくるんだなと思いました。

長くなりましたが、
最近の私の家族のお話でした。

野良猫マイケルは私の家に来て
幸せだったのかな〜?
[ここの家に住み着いてよかった〜!]
と思ってて欲しいものです🙃🐈❤️
お空でも図々しく元気に生きて欲しいです!!

今家に居るシロはこれからまだ私の家族の
一員として幸せに長生きして欲しいものです!!
おじいちゃん犬コロも図太くいきて欲しいな🐕❤️

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