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第16回東光原文学賞、4作品が受賞 学長賞に文学部の篠原さん(3年)

 1月12日、第16回東光原文学賞の表彰式が、熊本大学附属図書館で開催された。
 東光原文学賞は大学院生・留学生を含む熊本大の学生を対象とした文学賞で、大学生の読書離れや日本語文章作成能力の低下が指摘される中、熊大生の言語力向上と創造性豊かな学生の育成、さらに地域社会における文学・文化活動の中核となる人材輩出などを目的に、2008年度から開催されている。
 学長賞には篠原爽馬さん(文学部文学科3年)の「Absolute/Fragile」、附属図書館館長賞には池田結理愛さん(文学部文学科2年)の「青海」、坂田悠美香さん(文学部総合人間学科3年)の「ネバーランドの黎明」、吉野美羽さん(文学部文学科2年)の「ロストティーン」が選ばれた。
 学長賞に選ばれた篠原さんは、「小説を書く過程で、知らない自分に出会えた。この賞を励みに、今後も創作活動を続けたい」と語った。
 最後に、東光原文学賞委員長の濱田さんは、「今回の東光原文学賞へのたくさんの応募に、とても感謝している。受賞作以外も非常に高い評価を受けていた。熊本大の学生にも、ぜひ同世代の作品に触れてほしい」と、表彰式を締めくくった。
 過去の受賞作はホームページ上で公開されている他、今回の受賞作をまとめた冊子も近日中に公開される予定。熊大図書館1階に設けられたブースで過去作も含め無料で受け取ることができる。

小川久雄学長から学長賞の表彰を受ける篠原さん=1月12日、熊本大学附属図書館(記者撮影)
記念撮影する受賞者ら=同


【東光原文学賞特設サイト|熊本大学附属図書館】

第15回の受賞作作品集

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