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1次試験受験前に取り組むべき2次試験対策【1次試験学習が順調な方向け】

中小企業診断士試験のストレート合格を目指そうとしているが、1次試験までに2次試験をどのように学習したら良いか悩まれている方はいらっしゃいませんでしょうか。
おすすめの学習方法や目的を解説いたします。

私はこんな人

完全独学にて、1次試験543点(得点率78%かつ全科目60%超)2次試験285点(得点率71%かつ全科目60%超)と運良く高得点合格しました。学習時間は350時間(1次試験200時間2次試験150時間)でした。

学習指針

1次試験後の2ヶ月間、過去問演習に集中できる下地を、1次試験前に作る事です。そのために今やるべき2次向けの試験対策を解説します。

まずは1次試験後に必要な学習から考えて行きましょう。

1次試験後に必要な学習

期間

2023年度(令和5年度)の試験日程を考えると、
8月7日月曜日から10月28日土曜日までの11週間が1次試験と2次試験の間の期間となります。

必要学習時間

1次試験後には過去問演習を中心に学習してきます。
2次試験は1事例80分が4事例。2次試験は1次試験とは異なり、短い制限時間も大きな壁となります。
従って、最初は復習も含め1事例120分要すると考えると、
4事例×5年分×(1回目2時間+2回目2時間+3回目1.5時間)
=110時間

デスクでまとまった時間として確保する必要があります。
思考を整理する時間や暗記時間は別途スキマ時間で対応が必要です。

まとめ

11週間で毎日2時間程度まとまった時間を110時間確保する必要があります。
その他、思考を整理する時間や暗記時間をスキマ時間として日々確保していくイメージです。

続いて本題の1次試験前に取り組むべき2次試験の学習を考えましょう。

1次試験前に実施すべき学習

1次試験後に全力で駆け抜けるための事前準備をしましょう。

事例4に挑戦

大半の方が初見では解けないと思います。レベル別におすすめをご紹介!

○簡単な解説を見て内容を理解できる方

他の受験生と比較してかなり優位に立っています。
過去問をどんどんと解いて行きましょう。得意科目としたい方は、過去問を5年分と言わず、10年分解いてみるか、「イケカコ」に挑戦してみましょう。

※難易度が高いため、事例4で優位に立ちたい方のみ挑戦してください。イケカコができなくとも60%の得点は可能です。

○解説を見ても真似できる気がしない方

補助的な学習素材を活用して、基礎から学習を進めましょう。
この基礎学習を事前に行っておくことで、1次試験後には過去問演習に集中できます。

おすすめの学習素材はこちら

事例1〜3のポイントを理解

事例1〜3の過去問にまず取り組んでみて、「ふぞろい」で採点してみましょう。事例4と異なり何も書けないということは少ないのではないでしょうか。
完璧な解答をすることは難しいと思いますが、
○1次試験で重点的に学習すべきポイントを押さえて、
○必要なポイント(分野)の深掘りを行いましょう。

まずは「ふぞろい」を入手しましょう。

次に理論を深掘りしたい方はこちらをご参照ください。

○事例1〜3の過去問が全く解けない方

解答を書くことや重点的な学習ポイントが把握できない方は、ライティングスキルやクリティカルシンキング等の基礎的なビジネススキルが不足している可能性があります。
冷たい言い方となりますが、1日2時間程度の学習では、ストレート合格が難しい可能性があります。毎日3時間4時間学習するか2年計画も視野に入れた方がいいと思います。

基礎的なビジネススキルを強化するための書籍はこちらをご参照ください

※このタイミングでビジネススキルを磨くかどうかは議論が分かれるところだと思います。残念な結果に終わった場合のみ2年目に学習してもいいかもしれません。

まとめ

1次試験後に過去問演習に全力を尽くすための下地づくりとして、
1次試験前に事例4の基礎学習と事例1〜3のポイント理解を実施しましょう。

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kazu@中小企業診断士独学合格ブログ
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