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距離感のデザイン

大学院の頃
先生と研究室と企業との産学連携で
「距離感」をデザインした

距離感の家 -4.5mの輪-

学生の頃から
SNSが作り出すソーシャルな距離感を
建築空間で表現(デザイン)するにはどうすべきか

先輩の卒業設計のヘルプでディスカッションしてからも
ずっと考えていた

でもその時の前提は
【SNSの距離感が心地よい】

ことだった


今、この状況で
SNS心地よいですか

とてつもなく苦しくないですか

僕はいつも通りTwitter、Instagram、Facebookなど
徘徊しながらコロナの渦で迷子になる


学生の頃よりも
自分のビジネスに関連することや
音楽も発信する人が増えて
キャッチできる情報も増えた

それだけコロナ迷路の中では
比較的苦しくなりやすい人種だ


そして他の天災と同じく
他人へのシェアに違和感を感じる

コロナの情報はSNSの距離感が心地よかった人間には
とにかく多すぎる
言い換えると処理が追い付かない

コロナの内容はなるべくポジティブな内容のみ
いいねを押したりシェアしてきたつもりだけど
それすら誰かの大切な情報を埋もれることにつなげてないか
そこまで考えてしまった

ひとつだけ引用させてもらいます
ここに避けた方がいいことで


コロナの情報などを見すぎないようにしましょう

とあります

SNSとの距離感を無意識にデザインして
日々を楽しんでいた人にはなかなか難しくないでしょうか


ヒトとヒト
ヒトと情報

気にするべきはソーシャルディスタンスだけでなく
心と心の距離感をデザイン
する必要がある

そして誰かも同じようなことを紹介されていた気がするが
情報のトリアージ
も必要

あえてトリアージという言葉を使わせてもらう
「情報」が凶器となり
人々を扇動して
人命にも関わる事象が起こっているからだ
しかも自覚有り無し問わずの状況下で


悲観しすぎて楽しさとユニークさを失う必要はない
情報を完全に断つ必要もない(逆に今は危険)
だけど身近な大切な人や
守れたはずの人々を守るために

毎日見えない「ウイルス」と
「情報」と本気で向き合う必要がある


僕は自分にできること
心の距離感をデザインすることで
みなさんと一緒に闘いたいです

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