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京都芸術大学通信|7〜9月に履修した科目✏️📖🎨

こんにちは!itoです。

京都芸術大学通信のグラフィックデザインコースに通う、現在社会人3年目の社会人芸大生です🎨

もう10月🍁になったということで…
今回は7〜9月に履修した科目について書いていきます!

👉4〜6月はこちらからどうぞ!

7~9月に取得した単位は12単位でした!(取得予定も含みます)
今のところ、無事計画通りに取得できています。

※以前も書きましたが、わたしは最短卒業年数+1年での卒業で計画を立てているので、最短卒業を目指している方よりはゆっくりしたペースだと思います!

長くなってしまったので、これから受ける科目や気になっている科目などに飛んでもらえると読みやすいかなと思います…!


【7月】

・Photoshop入門〈スクーリング〉

Photoshopの基本機能を説明していただいて、最終的にコラージュ画像を作るという授業でした。

基本機能というのは、レイヤーやレイヤーマスク、画像の切り抜き・合成、レタッチなどなどです。

Photoshopの機能の多さに対する不安な気持ちもさることながら、
まったくセンスのあるコラージュ画像が作れず泣いた覚えがあります。

入門の授業なので、オンラインでしたが、こちらの進捗を確認しながらゆっくりめに進めてくれました。


・WEB入門〈レポート〉

HTMLのマークアップについての課題を提出しました。

マークアップって…?という方でも大丈夫!
本当に基礎の基礎なので、しっかり資料を読めばできる課題です!
”唯一満点の取れる科目”と言われたので、慎重に取り組んでミスなく提出したのですが、満点は取れず…。

講評でも「完璧ですね」と言ってくださっているのになぜ!
と思ったら、完璧にできていても満点をつけるかどうかは添削する先生によるらしいです…笑

採点基準はそろえたほうが…と思うのですが、まあそういうこともありますよね…

とはいえ、デザイン系の科目では唯一?!完全なる正解がある課題なので、ミスのないものを提出して、高得点の狙える科目ではあると思います!

・デザイン論 ーデザイン史ー〈レポート〉

いままでで1番苦労しました!!

デザイン史の参考図書を読んでレポートを書く課題だったのですが、まず参考図書が分かりにくすぎた…

わたしの知識不足は大いにあると思うのですが、「初心者でもわかる!」みたいな本だったのにまったくわからない!笑

常に「??」みたいな状態だったのですが、デザイン史、ひいてはデザインに関わる歴史上の出来事を学べたことはその後の授業でも非常に役に立ちました!

(この後取り組むことになる科目にも、デザイン史に関わるワードが出てきたりしたので、早めに知っておくと色々な学びがよりスムーズに内容が入ってくるなと思いました)

それにデザイン史自体はおもしろかったので、(もう少し分かりやすい本で)復習したいなあと思います…!

結局無事に単位は取得できそうなのですが、それも驚き…
絶対無理だと思っていた…
でも苦労が報われてほっとしました。

【8月】

8月は怒涛のタイポグラフィ祭りでした。

・タイポグラフィ〜書体見本帳の表紙作成〜〈スクーリング〉

・タイポグラフィ〜名刺作成〜〈スクーリング〉

こちら2つはまとめてご紹介します。
見本帳の表紙作成については、こちらの記事にもまとめています。

タイポグラフィの授業は書体の歴史や特徴、文字のレイアウトを中心に学びました。

文字の間隔や詰め方、大きさ、行間の設定など、「なぜそのサイズにするのか?」「なぜそのレイアウトにするのか?」など理由を持って製作すること、それらが少しでも異なるだけで紙面の雰囲気が大きく変わることを身をもって体験できました。



スクーリングはプロのデザイナーの先生にラフを見ていただけて、講評をいただける、すごく特別な機会。
とはいえ、自分がいいと思うものを、必ずしも先生もいいと思うわけでもなく…。

わたしの担当の先生は10年以上この学校で教えられているそうで、「これまで見たことのないデザイン」をすごく評価する傾向にあった気がします。
(本当は細かいところまで見てくれているけど、言葉に出ていたのがそういうものを評価するワードだっただけ、かもしれませんが…。)

先生が「これがいいね!」と言ってくれるデザインを、わたしはいいと思うことができず、でも評価して点数をつけてくれるのは先生なので、あまり気に入ってないデザインで制作を進めて

結果、先生には評価してもらえても、自分ではなんだか不完全燃焼、みたいな

難しいなあと思いました。
わたしにはまだどっちも叶えられる技量がない。
でも誰かの気持ちがあってのデザインなので、自分は満足してなくても相手がいいと言えばそれでいいのか?とか

タイポグラフィは先生と自分があわないことが早々にわかってしまったので、ちょっと苦い授業でした…。

・タイポグラフィ〜書体の年表作成〜〈レポート〉

こちらはレポート課題。
指定されたいくつかの書体から1つを選び、その年表を作成するというものです。

面白かったのですが、難しかった!
なぜかというと、書体の歴史が書いてある資料を見つけられなかったから!
自分の住んでる街の1番大きな図書館で探したのですが見つからず、買うしかなかったのかな…。

とはいえ、書体の歴史はこれまで学んできた内容の中で1番面白いなと感じました。

書体の面白さについてはまたどこかでまとめて書きたいなーと思っています。

【9月】

・文字組みとレイアウト〜エッセイの紙面作成〜〈スクーリング〉

文章や図版を与えられて、それらを利用して紙面を作成するという授業。
モノクロで作成、文字の書体や大きさ、配置でデザイン性や雰囲気を作るというものでした。

いやあ、これも難しかった。
何を作ればいいのか、どんなものを自分が作りたいのかまったくわからなかったからです。

色も画像も書体もすきに使っていいとなったらきっといろいろ思いついたのだと思うのですが、モノクロで文字と指定された図版のみで魅せる方法を思いつかず

でもその後の講評で言われたのが、「自分の好き嫌いがわかってないとデザインできない」ということ。

これを聞いて、ハッとしました。
つまりわたしは、これまでモノクロで作られた紙面をあまり見てこなかった、だからモノクロの紙面だとどんなものが自分好みで、どんなものだと好みでないと感じるのかが、わかってなかったのです。

自分の興味のある分野だけでなく、いろいろなものをまずは”知っておくこと” ”自分の好みを把握しておくこと”は制作する前の、まずは第一歩なのかなと感じました。

・WEBデザイン入門〜ポートフォリオサイト作成〜〈スクーリング〉

1番不安だった授業です。

その名の通り、自分のポートフォリオサイトを作成する授業なのですが、
自分でHTMLとCSSをかいて作成しないといけないのです!

わからないことだらけだったのですが、やはりみなさんそうなので、聞きたいことがあってもなかなか先生が捕まらず…。

今でもまったく理解できていないのですが、自分でコードをかいてそれが目に見えて形になることが面白いなと感じたのは最大の収穫でした。
やってみるまでは苦手意識しかなかったので、そこから考えれば大きな進歩…!

以上が7〜9月に履修した科目です。

4〜6月に比べたら、履修内容もより専門的になりましたし、スクーリングも隔週であったりなどして、正直大変でした…。

でもその分、勉強することや知識が増えていく感覚はやっぱり面白くて、寝る間も惜しんで夢中になる夜もたくさんあります。

長くなってしまいましたが、少しでも京都芸術大学 通信のグラフィックデザインコースでの学びや学校生活が想像いただけていたら幸いです。

もし履修内容などで気になることや質問などあれば、お気軽にコメントしてください!

毎週月曜日に
・大学生活のこと
・学習内容のこと
・社会人芸大生の暮らしのこと

を投稿しておりますので
また覗きにきてくださると嬉しいです!

追記:10〜12月編も書きました✏️ よろしければぜひ!


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