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Willin'

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1962年生まれのKeith Kakehashiの視点で描く音楽、映画、書籍などエクレクティックなカルチャーマガジン。タイトルのWillin’はLittleFeatの名曲が由来。
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#読書感想文

ブックレビュー「僕の読書感想文」

近田春夫の「調子悪くてあたりまえ」を読んだ際に、気になっていたのがこの「僕の読書感想文」…

ブックレビュー「流星ひとつ」

この本は「敢えて客観性を捨て、取材対象に積極的に関わり合うことにより、対象をより濃密によ…

ブックレビュー「サードドア 精神的資産のふやし方」

今回はビジネス書大賞2020でノミネートされたものの最終的には受賞には至らなかったアレックス…

ブックレビュー 木崎賢治著「プロデュースの基本」

先日「国道16号線 日本を創った道」の著者である柳瀬博一さんのFacebookを見ていると、レオス…

ブックレビュー「米国人博士、大阪で主婦になる」

この本はボストン在住の小説家・翻訳家である渡辺由佳里さんの「ベストセラーで読み解く現代ア…

ブックレビュー「死の講義~死んだらどうなるか、自分で決めなさい」

ここ数年毎冬再びスキーに没頭しているのだが、今年はシーズン初めにトップクラスのデモンスト…

小田嶋隆の本を三冊読んで「中二病」について考えた

日経ビジネスオンラインで連載している「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」を楽しみにしている。コラムニストの小田嶋氏が「引きこもり系」で「上から目線」という独特なポジショニングと炎上覚悟の批評的な切り口で時には強引な自らの意見を披露してくれる。 今回小田嶋氏関連の本「もっと地雷を踏む勇気」、「超・反知性主義入門」・「いつだって僕たちは途上にいる」を三冊まとめて読んだ。 最初の二冊は「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」を書籍化したものなので、一部は過去オンライン掲載時に読んだ

長沼伸一郎「現代経済学の直観的方法」

私は一応経済学部を卒業しているが、大学時代はスキーが主な活動だったし、日本経済史のゼミも…

スーザン・ソンタグの「ローリング・ストーン・インタヴュー」

残暑が続き、コロナに対する警戒が続く中、生活に占める読書を含むインプットの時間がどうして…