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ブランド・ブレーン

NPO法人立ち上げの準備が9割終了した。あとは8月に予定している総会を実施するのみ。とは言え、当たり前のことだが、法人立ち上げが目的ではない(笑)。立ち上げたところで、それは条件を手にした、というだけだ。

ブランドと、ノン・ブランド(ブランドではないの)との違いは、「コンテキスト(文脈)を広げ、関係を増やし続ける仕掛けがあるか・ないか」
ノン・ブランドは、とにかく一回こっきりの出会いで物体とお金を交換する。

多くのビジネスはこれだ。「ブランド化」と自分では言ってるけど、名前をカタカナにしたり、英語にしたり、どこかを使ってメディアに多く取り上げられたりすることがブランドではない。コンテキスト(文脈)を創造し、耕し続ける継続的な仕組みがあるか・ないか。あれば「ブランド」だし無ければ「ノン・ブランド」、ただの商品。

「知ってる」ことと「購買行動」とは正の因果関係にない。たとえばいまこれ読んでくれている人の全員が「パチンコ」知ってるけど、全員パチンコへ行くわけじゃないよね?
「マクドナルド」全員知ってるけど、店に行く人は限定的。ここにPRだけではなく、「ブランド化」する必要性がある。『梨泰院クラス』日本版『六本木クラス』が大ゴケしてるのは広告宣伝で「知られてる」けれど、ブランドとしての中身を創造する力に欠けてるから。

ブランドとしての中身を創造する力、これをブランド・ブレーンと呼ぶ。JOYWOWはブランド・ブレーン歴22年の老舗だ(笑)

ではNPOをブランド・ブレーンで考えるとどうなるか。

ぼくたちのNPO法人JW-UPは2種類の「コンテキスト(関係)」を結ぶ必要がある。

第一に、UPなシングルマザーとの関係。UPというのは「顔を上げる」「スキルを上げる」「収入をケタ違いに上げる」意識を持っている人という意味です。一口にシングルマザーといってもいっぱいいる。全員とコンテキストは結べない。その必要もない。
これは、JW-UP社員に超人気YouTuberがいるので、彼に頼む(まだ頼んでないけど、きっとこれ読んでくれるからそれで依頼済みになる(笑))。

第二に、優秀な人財を求めているIT企業との関係。これは一社、そもそもこのNPO立ち上げの背中を押してくださった社長がいらっしゃる。阪本が横浜まで出かけ、お願いすることにしよう。そこからまた派生していくだろう。

ニューヨークでよく行ってたBED BATH & BEYONDの経営が危ないみたい。いろいろ分析記事を読むに、結局、強みだった出店エリアの住民と築いていた関係を壊し、アマゾンと変わらないコンセプトになってしまったのが原因だ。つまり、ブランドがノン・ブランド化してしまったがゆえの転落。

見事に右肩下がり

ブランド・ブレーン、とっても大切なので、メモ代わりに書いておきますね。講座も始めます。


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