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アドベンチャープログラミングは、AI時代にこそ生きる教育技術

こんにちは、きづきくみたてファシリテーターの森本です。
私は、2023年3月24日〜3月28日まで、5日間にかけて、プロジェクトアドベンチャージャパンが主催する「アドベンチャープログラミング講習」を受講してきました。

ここで学んだことは、これから先、どんどんとAIが発達していく時代だからこそ、生きてくるものがたくさんあるのではないかと痛感したこともあり、今回は、私があのプログラムから学んだことを書いてみることにしました。

約9000字と、ちょっと長くなってしまっているのが申し訳ないのですが、なかなか短くすることもできなかったので、時間がある時にでもぜひお付き合いいただけると幸いです。

アドベンチャープログラミング講習とは

「アドベンチャープログラミング講習」というのは、「プロジェクトアドベンチャー」という手法を活用していくための方法、技法を学ぶための講習です。

文字から考えるとアドベンチャーをプログラミングするということですが、どういうことでしょうか。

一般的に、プログラミングというと、コンピューターを相手にコンピュータ言語を入力していくことで、ウェブサイトやアプリ、システム、ゲームなどを動かしていきます。

それと対比して考えると、アドベンチャープログラミングでは、人間に対して、アドベンチャー的体験を提供、実施していくことで、参加者にとって有益な学びを生み出していくようなイメージ、と説明するとわかりやすいのではないかと思います。

ここでは、アドベンチャー的体験と表現しましたがこのアドベンチャーというのが、大きなポイントになってくるかと思います。

アドベンチャーとは何か

ちなみに、あなたは「アドベンチャー」と聞くとどんなものが浮かんできますでしょうか。

私の場合、アドベンチャーと言えば、たとえば、バックパックを背負っての海外一人旅や、登山やワンダーフォーゲルのように自然の中に入っていき、そこで寝泊まりをしながら頂上を目指すと言ったような活動が浮かんできます。

共通しているのは、ある程度のリスクがある状態の中で、自分なりに上手にリスクをマネジメントしながら、ゴールへの到達したり、目的を達成していくというところにあると言えるでしょう。

ちなみに、Wikipediaで調べると、アドベンチャーについては以下のように説明されています。

アドベンチャー(adventure)は、英語冒険を意味する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

これだけでは何のことかわからないので、冒険についても調べてみました。

冒険(ぼうけん)とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。こうした冒険の体験者は多くの場合その体験報告を書いたりするが、荒唐無稽と一笑に付されることもあれば、またその内容に驚嘆されることもある。

こうした冒険に敢えて挑戦する人のことを冒険者(ぼうけんしゃ)と呼ぶ。冒険には危険や、成果を上げられる確率の低さがつきもので、この意味でいつの時代にも未知なものへの挑戦、探検もすべて冒険と呼ばれてきた。新しい海路の開拓、山岳、アフリカの奥地、知られざる文明や文化の探索、自動車や航空機の速さへの挑戦など、すべて広い意味での冒険である。

語義は「険(けわし)きを冒(おか)す」。あぶないところにあえて(勝手に、ひそかに)入っていく意。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%92%E9%99%BA

やはり、ここでも「危険、リスクがある」というポイントが挙げられています。


プロジェクトアドベンチャーとは


では、プロジェクトアドベンチャーは何かということになります。
プロジェクトアドベンチャーについては以下のような説明がなされています。

 プロジェクトアドベンチャーとは,冒険を活動の柱にして,個人の成長とグループ内の人間関係づくりを支援する,アメリカが発祥の教育手法です。

 全人的な人間教育を目指し,現在ではアメリカを中心にして,世界各地にプロジェクトアドベンチャーの普及を目指した教育団体があります。

https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/4451

冒険を活動の柱にした教育手法とあるように、教育手法なわけですが、通常の手法と違って、冒険、つまり、リスクがあることが最大の特徴になってきます。

通常の教育プログラム、特に昨今の学校教育や、家庭教育においては、リスクをできるだけ排除しようという傾向が強くみられますが、プロジェクトアドベンチャーはその対極にあると言っていいでしょう。

今回私が受講したトレーニングでもありましたが、どのプログラムも、一定のリスクを含んだワークが用意されていました。


私なりに、プロジェクトアドベンチャーを定義するのであれば以下のようになります。

プロジェクトアドベンチャーとは、ある程度のリスクがある状態の中で、時に個人で、時にチームで、協力し、工夫をこらしながら、適切にリスクをマネジメントしつつ、課題を乗り越えていく活動を通じて必要な学びを得ていくことを狙いとした教育メソッド。

というイメージでしょうか。
まとめるとこのような形になります。

プロジェクトアドベンチャー=冒険を柱にした教育手法
アドベンチャープログラミング=冒険を柱にした教育手法を提供するための技術
アドベンチャープログラミング講習=その教育手法を提供するための技術訓練

そして、アメリカで生まれた教育手法を日本に持ち込み、運営しているのがプロジェクトアドベンチャージャパン(通称PAJ)ということになります。

(なお、プロジェクトアドベンチャージャパンのウェブサイトはこちらになります。)


私とプロジェクトアドベンチャーの出会い


私が、初めてプロジェクトアドベンチャーの存在を知ったのは、もう今からかれこれ20年近く前、私がまだ小学校の教員だったころのことです。
授業を実施する中で、子どもたちがより主体的に学びに取り組むことができるような方法はないかと探していった結果、プロジェクトアドベンチャーの存在を知りました。

当時は、アドベンチャーをテーマにしていたというよりは、体感的に、コミュニケーションや問題解決、チームで活動することについて学びを得られる方法というところに興味がありました。

当時から、プロジェクトアドベンチャーとともに、アドベンチャープログラミングというトレーニングの存在も知っていました。当然、受けたい気持ちもあったのですが、なかなか5日間という時間を捻出することができず、当時は本を読んでは試しにやってみるという形で取り組んでいました。

それから20年近くが経ち、独立したこともあり、時間の調整がしやすくなったということで、前々から気になっていたこの手法をついに受講することができたのです。

受講にあたっての私の興味関心は、教員時代にもっていた体感的にコミュニケーションや問題解決について学びを得られるというところとともに、冒険的な活動、リスクテイキングや、リスクマネジメントの方にも興味が湧いてきました。

というのも、今の日本社会を見渡した時に、もっと上手にリスクを取り扱えるようになっていくことというのは、重要な教育テーマの1つであると思ったからです。


5日間のトレーニング内容

5日間のトレーニングは、山梨県の北杜市にある「PAJ日野春ホームコース 」で行われました。

施設はこんな感じ


参加者は私を入れて14名。春休みというタイミングもあり、14人の参加者のうちなんと7人が大学の先生や高校の先生たちでした。
そのほかの参加者としては、私と同じように企業向けに研修を提供している人や、大学生、そして、プロジェクトアドベンチャーを提供している施設からやってきているトレーナーの方もいました。

指導してくれるのは、プロジェクトアドベンチャージャパンに所属するファシリテーターのテツとりょうちゃんの2人でした。

2人とも、さまざまなワークと、そこからのリフレクションの促進、そして背景にあるさまざまな理論の解説をしてくれ、とても有意義な時間になりました。

トレーニングは、だいたい朝の8時くらいに宿泊施設からトレーニング用の会場に向かい、17時頃に宿泊施設に戻ってくるというスケジュールで行われました。

雨が降る日もありますので、その場合は、宿泊施設内の多目的室的な場所で、室内で行えるワークに取り組みました。

リズムに合わせて体を動かし、対面になった人とタッチをするワークに取り組んでいるところ
とっても素敵な宿泊施設でした

トレーニングプログラムでは、室内外でできるさまざまな体を使ったワークを行い、体験の後は、振り返りがセットで行われました。

体を使ったワークには、ペアで取り組むものや、5人程度のチームで取り組むものに、14人全員で力を合わせて取り組むものもありました。

外の施設にある丸太やロープなどを使ったアスレチック的なワークもありました。
これらの設備はエレメントと呼ばれ、低い場所にあるローエレメントと、高いところにあるハイエレメントがありました。

下の2つの写真はローエレメントのもので、主に最初の2日間で取り扱われました。

丸太の上に並んだ14人が乗ったまま、名前の順番に並び替えるワークの様子


全員で文字通り壁を乗り越えていくワーク。物理的な壁を乗り越えるだけでなく、リフレクションの中では、ワークの中で出現した自分の心の壁を見つめ対話をするような時間になりました

こちらが、落ちたら命に関わるくらいに高いところにあるハイエレメントと呼ばれるもの。

こちらは、今回は3日目が雨だったこともあり4日目に取り扱われました。

チームを組んで、命綱をパートナーに委ねます。
高いところで、支え合いながらでないと進めないワークに取り組んでいる様子。通常では感じ得ない死を意識するような感覚が生まれてくるため、みんなが真剣にならざるを得ず、そこから生まれるきづきはとても力強いものでした。


また、外での活動以外にも室内で取り組むものも多様に用意されていました。
例えば、プラスチックでできた竹とんぼや、ボール、カードなどを使ったものもありました。

蜘蛛の巣のようなネットに触れないように全員がすり抜けるワークの様子。このキットがあれば、研修室でもできそうだなとも思いました。
竹とんぼを使ってのキャッチボールの様子。相手とのコミュニケーションとはどう言ったものかを考えるとても良い素材だと思いました。
メンバーが持つ全員分の竹とんぼを大きな円の外から中心の小さな円の中に入れるワーク。力を合わせないと達成できないため、自然と協力が始まるような仕掛けになっていました。
本当に素晴らしいUX!!

17時に宿泊施設に戻ってきた後は、夕食をとり、お風呂に入った後、また19時から21時くらいまでワークを続けて行ったり、テキストを開いて、講義を聞き、知識を得たりという時間もありました。

実践した内容を理論で補強していきます。夜の21時近くでしたが、体験が刺激的だったこともあり、全く眠さを感じさせませんでした。
2日目の朝、全員で、1日目の振り返りを行っている時の様子。どんなワークから何を学んだのかを話し合いました。
一枚の紙に全員の手のひらを書き写すのとともに、ワークを通じて、得られた大切なことをみんなで記していきました。

またトレーニング以外の時間も、とても学び深い時間になりました。
大浴場で湯船につかりながら、食事をとりながら、一緒になったメンバーと対話を深めました。
ワーク中のあの時の発言や行為は、一体、何を考えてのものだったのかといったコミュニケーションを行う中で、人それぞれの視座や価値観の違いが見てとれ、改めて、自分の強みや弱みと他者の強みや弱みがクリアになっていきました。


5日間のプログラムの中では、常にメンバーがシャッフルされていきました。常にその場でできあがったチームメンバーと協力しないと達成できないようなワークに取り組み続けることになります。

リスクのあるワークに取り組む前に、全員で自分たちで決めた約束事を確認していきました。
長い丸太に乗り、左から右へと移動していく。メンバーの手を借りないと届かないように設計されていました。

最初は初めまして状態だった14人ですが、さまざまな活動を通じて、互いに信じ合いながら、声を掛け合いながら、課題を乗り越えて行った結果、最終日には、これまでの私の人生では、感じたことがないくらいの繋がりや一体感を感じるほどになっていました。


書き足されていった約束事と、混乱が生じた時にはみんなで原点に立ち返るための時間を取ろうと「手のひらタイム」と名付けて、取り組みました。
最終日。初日の一番、最初のワークで並び替えを行なった丸太の上での記念撮影。

私が学んだこと

5日間にわたって自然の中で行われた、身体を使ってのアドベンチャー体験の中にはこれまで経験したことがないような感覚を得る瞬間がたくさんありました。

例えば、それはこんな感覚でした。

  • こんな課題、どこからどう手をつけて取り組むのが良いのか、果たして一体何をゴールとするのが相応しいのかという問いと向き合う時に生まれたモヤモヤしたもの。

  • もしかしたら、これをきっかけに自分が死ぬかもしれないという中で、自分は前に進むのか、それともここで止まるのかと言ったハラハラしたもの。

  • もしかしたら、これをきっかけに目の前の人が死ぬかもしれないという中で命綱を握る時の重み。

  • 極限状態の中で、相手からかけてもらえる声の温かさ。それがどれだけ自分の心に安心をくれるか。

といったものでした。これらの感覚の多くものは、日常生活の中では、そこに存在していたかもしれないけれど、感じづらいものも多く、今回用意されたワークがあってからこそだなと思います。

プロジェクトアドベンチャーの中には、想像していた以上に、生きていく上で、また働いていく上での重要な要素が詰まっていると感じました。

その中でも、特に私が、これは本当に重要だなと思ったのは以下の3つです。


1、相手へ積極的に温かいフィードバックを伝えることの重要性

特に有事の時がそうでしたが、周囲の人からの温かいフィードバックが自分の心の支えになるということを痛感しました。これは有事でももちろんそうですが、平時においても、とても重要なものであると感じました。

日常的にそういった声掛けをしてくれるということが、その人への信頼へとつながっていき、躊躇なく相談できるような姿勢が生まれてきます。

プロジェクトを進めていくと時には対立的にならざるを得ない局面もありうるわけですが、これまでにその人からもらい積み重ねられてきたフィードバックが、あれば、対立を乗り越えることもそう難しくないのではないかと感じました。

おそらく、こういったコミュニケーションができているチームと、そうでないチームとでは、全然違うムードになっていくのではないかと想像します。

チームに日常的に温かいフィードバックが飛び交っているということがどれだけ価値のあるものであるかということを実感しました。

2、不確実な状況では、自分が見たこと、感じたことを、積極的に伝えることの重要性

今回のトレーニングにおいては、ワークの大半が、次のような渡され方をするという体験になっていました。
目の前に課題は渡されるが、何を目的とするか、どこまで到達することをゴールとするか、その課題にどのように取り組むかは、ほぼ説明がなされない。それらは、すべて自分たち次第であり、話し合って決めて取り組む必要がある。

渡されたワークのゴールが比較的わかりやすいものもありましたが、中には、これは一体何をどうするワークなのだろうと言ったものもありました。

これだけ不確実な状況となると、もう誰かが何かを言わない限り、先に進めないということがわかりました。
その中で、私に大きなヒントをくれたのが、今回の14人のメンバーの中にいた、1人の高校の先生の在り方でした。
彼は常に、不確実な状況であっても、真っ先に自分が考えたことを口にしていました。「私はこう思う」「まずはこうしよう」と。
それが常にチームを前に進めていくエネルギーになっていました。

基本的に物事を理解しないと動けない気質の私は、突然、不明瞭なゲームが始まると、最初は、理解しようとし、分析や考察から始まってしまうところがあります。
ただ、それだけだとチームが全然前に進まない局面があるのだなということがよくわかりました。

それもあり、最終日の私のテーマは、「ととのえない」というものを掲げました。

どうしても物事を整理して理解したくなるわけですが、未熟であったり、確実ではなかったとしても、その前の段階から、見たこと、現時点で感じたことを伝える、それを叩き台のようにするということが大切だなと思いました。

トレーニングがからもう2ヶ月が経とうとしていますが、このプログラムで学習したことを実践してきた結果、「ちょっとまだ確証は持っていないのですが、いったん私はこういう感覚を持っています」「それについてどう思いますか」という言葉遣いを日常的に行うようになってきています。
そして、やってみてこのアプローチは物事を前に進めていく上でとても良い在り方だなと感じています。

3、自分なりの限界を一歩越えていく行動の重要性

最後が、自分なりの限界を一歩越えていくことの重要性です。
プロジェクトアドベンチャーでは、常に「チャレンジ バイ チョイス」
という言葉が意識されています。
これは、「何にどこまで挑戦するかは、自分で決めて良いし、自分で決めていく」という考え方です。

たとえば、すごく高いところにある丸太があった時に、その丸太を渡るかどうかは自分で決めて良いことになっています。

今回、参加したメンバーの中でもどこに不安を感じるかは、人それぞれであり、その時々でした。

私から見ると、そこまで恐怖を感じないようなシチュエーションでも、ある人から見るととても大きな障害と感じるということがありました。

同時に、他の人から見ると大した挑戦でなくても、私からするとけっこうな挑戦という状況も何度かありました。

ただ、こういうルールを持った状況だと、何にも挑戦しないということも許されうるわけです。
そこで出てくるのが、もう1つ約束されていた言葉であり、それが「フルバリューコントラクト」と呼ばれるものでした。

フルバリューコントラクトを日本語にするのはなかなか難しいのですが、
「自分も相手もお互いを大事にしましょう」 「お互いの学びを尊重し合いましょう」とか、 「成功も失敗も、すべての出会いに価値があると思いましょう」と言った意味を持っています。

自分自身に対しても、メンバーに対しても、自身の学びに対しても、起こった出来事に対しても真剣に向き合い、取り組んでいこうというイメージでしょうか。

チャレンジするかどうかは自分で決めて良いが、その代わり、みんなで全力で取り組むことは約束されています。

この2つの約束事があることで、
「目の前の丸太をすべて渡り切ることは無理だが、丸太の半分まではがんばってみよう」とか。
「あの高い柱を登っていくのは、自分1人では無理だけど、私は、誰かに協力してもらいながらだったらできそうだから、そうやり方でやってみる」とか。

そう言った行動が生まれてきました。あの場では、誰もが自分の限界の一歩先まで行こうとして、そこからさまざまな成功が生まれていきました。

目の前に出現する課題は、丸太やロープを使ったものでしたが、抽象化していくと、まさに今、自分たちの目の前にある課題と重なっていく瞬間がたくさんありました。

現代社会を生きていると、自分のできる範囲内のことしかしないで終わっていく瞬間や、人と一緒の速度、距離、方向で進むことを強制されるが故に、自分らしさが殺されてしまう瞬間などあるかと思います。

ただ、やっぱりそのやり方だけではうまくいかないことがたくさんあるなと思いました。

その瞬間は無理かもしれないが、自分の限界を一歩越えるところまではやってみようという姿勢は、これからも持ち続けたいなと思いましたし、そういった機会を周囲に人にも提供できたらと思いました。

これから取り組んでいきたいこと

ということで、今回の5日間のトレーニングを通じて、本当にたくさんの重要な学びを得ることができました。

冒頭でも書いたように、今回、私が学んだことの中には、今の日本社会で生きていく上で重要な要素や、AIが発達する時代だからこそ重要になってくる要素がたくさん詰まっているのを感じました。

同時に、アドベンチャーが大事だからと言って、何でもかんでもやれば良いものでもないということも感じました。

今回、我々をファシリテーターとして導いてくれたテツとりょうちゃんの2人は、さまざまな要素を考慮しながら、絶妙なレベル感で、我々に対してプログラムを進行してくれていました。
その人にとっての絶妙なチャレンジの設定バランスや、適切なリスクマネジメントができるようにもっと研鑽を重ねていきたいと思っております。

今回のトレーニングを提供してくれたテツとりょうちゃん、並びに、一緒に取り組み、さまざまな協力と言葉をくれたバッジメイトの13人には本当に感謝しています。

今回の経験を通じて、今後、ますます適切なアドベンチャー体験の機会の提供が重要になってくるのは間違いないなと確信をもっています。

今後は、私と関わってくれた人や組織にその人たちにとって最適のアドベンチャーを提供できるよう、今回ならったアドベンチャープログラミングの技術を活用していきたいと思っております。

プロジェクトアドベンチャーを活用したチームビルディングワークショップや、コーチングに興味がある方、ぜひ私にお声掛けいただけたらと思います。

本当に素晴らしい学びの機会をどうもありがとうございました。

☆私が受けたプログラムは以下から申し込みができます。興味がある方はぜひ。

☆以下、まさに今、折に触れて読んでいるプロジェクトアドベンチャーの書籍です。
長い年月をかけての実践の結果が書かれているので、どれもとても参考になります。



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