きづきくみたてファシリテーター森本康仁

きづきくみたてファシリテーター森本康仁の冒険と考察の記録です。 社会がもっと希望を感…

きづきくみたてファシリテーター森本康仁

きづきくみたてファシリテーター森本康仁の冒険と考察の記録です。 社会がもっと希望を感じられるよう世界中の様々な働き方と学び方、そして、そこから生まれる新しい価値をテーマに私のものの見方を共有していけたらと考えています。

最近の記事

「人的資本経営を学校教育で考えてみる」で伝えきれなかったこと(ソノスタ第4回補足)

人的資本経営について考えを深めてみようシリーズの第4回が公開され(てい)ました!(公開から補足を書くのに2ヶ月がかかってしまいましたすみません、、、) 詳しくは以下を聞いていただければと思うのですが、第4回では人を資本としてその価値を膨らませていこうとした際に、学校教育の中ではできていないことや、これからはもっとこういったことをしていった方がいいのではないかといったことが語られています。 自分で話をしていてなんですが、今、聞き直してもとても発見が多く、また私以上に、シゲさ

    • 男女平等ランキングトップクラスのフィンランドから学ぶ、女性が活躍できる組織や社会の作り方

      先日、2024年1月17日、上記のタイトルをテーマにセミナーを開催いたしました。 一緒に行わせてもらったのがフィンランド生涯教育研究家であり、エラマプロジェクト代表でもある石原佑美さんになります。 当日は侑美さんに、フィンランドがこれまでにどういった形で男女平等な社会を実現してきていたのかの話を共有してもらった上で、参加してくれた10名程度の方々と一緒に、日本がどういった形で進んで行けたらいいかについて話をさせていただきました。 詳しくは、下記のyoutubeに残してあ

      • バリ島のインターナショナルスクール2校でアニメ作りワークショップを実施してきました

        2024年3月4日(月)、5日(火)とバリ島のインターナショナルスクール2校でアニメ作りワークショップを実施してきました。 実施の経緯インドネシアを拠点に教育活動に従事し、今はインドネシア政府の手伝いまでしている尊敬すべき友人に、Ryo Suzukiさんがおります。 彼とはもうかれこれ10年来の付き合いになるでしょうか。 彼と会ったのは、私がグリーンスクールに突然メールを送りつけ、「レゴシリアスプレイと言うメソッドがあって、それをそこでやらせてもらえないですか」と言った

        • 新興国でスモールビジネスに挑戦!サムライカレープロジェクトは海外ビジネスの最高のチュートリアル

          先週の土曜からプノンペンで、サムライカレープロジェクトに参加させてもらっています。(サムライカレープロジェクトの詳細はこちら)  このサムライカレープロジェクト。一言で言えば「新興国でスモールビジネスを立ち上げる活動を通じて、ビジネスを起点に社会の課題を解決していくための技術や感覚を鍛える教育プログラム」と言う感じでしょうか。 この1週間、ファウンダーのもりぞおさんにつきっきりであれこれ聞かせてもらっているんですが、サムライカレーも設立して10年が経ち、この10年で合計1

        「人的資本経営を学校教育で考えてみる」で伝えきれなかったこと(ソノスタ第4回補足)

          「投げる哲学者」今永昇太選手のメジャー挑戦前トークショーで学んだこと

          私が大好きな選手であり、たくさんのことを学ばせてもらっているプロアスリートに今永昇太選手がいます。 彼は、これまでの8年間、横浜DeNAベイスターズでプレイをしていましたが、2024年シーズンからはメジャーに挑戦することを決め、見事、シカゴカブスに入団することが決まりました。 今日、2024年、1月21日は、今永選手、メジャー出発前のイベントがホテルニューオータニで行われました。おそらくメジャーに挑戦する前としては、今日が最初で最後の機会になるのではないかと思います。

          「投げる哲学者」今永昇太選手のメジャー挑戦前トークショーで学んだこと

          ここが変だよ、日本の女性活躍推進。ソノスタ第3回補足

          ソノスタに出演してきましたシリーズ第3回が公開されました。 第3回目のテーマは、「日本の課題を人的資本経営から見る」。 としていますが、改めて、聞き直してみると、話をしていることの大半は、2023年現在での企業が行なっている女性活躍推進活動の実態と、それに対しての私の見立てが1つのメイントピックとなっています。 はじめに正直に断っておきますと、私は、別に女性活躍推進活動がメインの仕事ではなく、また、本領域にとてつもなく強い思いがあって活動しているわけでもありません。

          ここが変だよ、日本の女性活躍推進。ソノスタ第3回補足

          ソノスタ第2回「人的資本経営をプロ野球から考える」でちゃんと話せてなかった人的資本経営の最大のポイント

          先日、全5回にわたって人的資本経営をテーマに音声メディア「ソノスタ」で話をさせてもらってきました。 なお、第一回目についてはこちらから確認できます。 そして、その第二回目が2024年の1月12日(金)に公開になりました。 2回目は、人的資本経営をよりわかりやすくイメージしてもらえるようにと、比較的、我々の身の回りにあるエンターテインメントであるプロ野球で考えるとどういった世界が見えてくるのか、という形で話をしてみました。 詳細は上記のリンクから聞いてみてもらえればと思

          ソノスタ第2回「人的資本経営をプロ野球から考える」でちゃんと話せてなかった人的資本経営の最大のポイント

          これから3年、5年とかけて日本の組織で男女平等を進めていくために今から一緒に学んでみませんか

          人材開発や組織開発の仕事をしていると、ここ数年、避けては通れないのがDE&Iや、女性活躍推進関連の取り組みです。 特に2023年の3月からは、大企業においては人的資本の開示が義務付けられ、さまざま数字を公表していかなければいけなくなりました。 その中の項目に「女性管理職の割合」という要素も含まれてくることもあり、今、多くの組織で、女性の管理職を増やすための施策が始まっています。 一昨年くらいから、なんと、私のところにまで問い合わせが届くようになりました。 女性活躍推進

          これから3年、5年とかけて日本の組織で男女平等を進めていくために今から一緒に学んでみませんか

          パーパス経営を実行するための肝は、統合報告書やサスティナビリティレポートをどう活用するか

          職業柄、いろいろな企業や組織で「パーパス経営やサスティナビリティ経営を実行していきたい」という経営層や、人事、マネージャーの方々の話を聞かせてもらっています。 話を聞いていくと、2つのパータンがあることに気づきます。 1つ目が、パーパスを果たすことやサスティナブルを追求していくための経営が最上位の目的にあり、その手段として、日頃の事業活動があるという認識のパターン。 もう1つが、経営をしていくためには、株主や顧客、従業員など、さまざまなステークホルダーからの好意的な評判

          パーパス経営を実行するための肝は、統合報告書やサスティナビリティレポートをどう活用するか

          人的資本経営をテーマに、教育実践者としてファイナンスのプロと話をしてきたらいろんなものが見えてきた話。

          皆さんは、自分が毎回楽しみに更新を待っているというメディアはありますでしょうか。 私の場合、いつも楽しく聞かせてもらっているポッドキャスト番組に「SONOSTA」(ソノスタ)というチャンネルがあります。カバーには、「投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャスト」とあります。 ソノスタって、どういう意味だろう、投資や金融、経済のような領域で、私の知らない用語があるのかな、もしくはこのあたりのどこかの国の言葉かなと思ったんですが、以下の言葉の頭文字をとった言葉だそう。

          人的資本経営をテーマに、教育実践者としてファイナンスのプロと話をしてきたらいろんなものが見えてきた話。

          【軽井沢で自宅サウナ】2023年に買ってよかったサウナグッズ15選

          2023年は、念願の自宅兼スタジオにサウナが完成した年でした。(完成までの奮闘の様子はこちらにまとめてあります。このエントリ、めでたくnoteのサウナ記事まとめと、住宅・リノベ記事まとめに取り上げてもらいました) 読んでいただければ分かる通り、完成までは大変でしたが、完成した後は、ありがたいことに、いろいろな方に来ていただき、サウナを堪能してもらっています。 私の自宅兼スタジオは、軽井沢の山の中に立っているということもあり、自然豊かで昼は浅間山、夜は、満天の星空が見られて

          【軽井沢で自宅サウナ】2023年に買ってよかったサウナグッズ15選

          人材業界に届く課題が年々難しくなっている理由を考えてみた

          かれこれ日本の人材業界で働き始めて8年が過ぎ、もうちょっとで9年目に入ろうかというところです。この1、2年で私のところに届く課題が圧倒的に難しくなってきているのを感じています。 みなさんの実感はどうでしょうか? これまでであったら若い子達に任せられたような案件が、ちょっと目が離せなくなり私が支援に入ったり、問い合わせ段階で、「これはもう最初から経験豊富な人が入らないと対応できないのではないか」という内容がたくさんやってきます。 みなさんの実感はどうでしょうか? 先日、

          人材業界に届く課題が年々難しくなっている理由を考えてみた

          1つだけじゃなかった。ワーケーションの4種類。

          先日、社労士をしている友人岩田佑介さんが軽井沢で行われたワーケーションをテーマにしたイベントで登壇するというので、仕事の合間を縫ってちょっとだけですが顔を出してきました。 直接会うのは、数年振りだったのですが、いつのまにか彼は「ワーケーション社労士」という肩書きも加わっていて、全国あちこちの自治体さんとコラボしながら、ワーケーションを1つのツールとして活用することで、より豊かなな状態で働ける職場を増やそうと活動しているということです。 ちなみに、彼がワーケーションについて

          1つだけじゃなかった。ワーケーションの4種類。

          好きじゃないな、苦手だな、嫌いだな、と感じる人とどう関わったら良いか。

          世の中にはいろいろな人がいるものです。本当だったら全員のことを好きに思えたら一番良いのでしょうが、そうも思えないのが人間だなと思います。 もちろん、私にも好きな人、得意な人もいれば、嫌だなと感じる人、苦手な人もいます。 そう感じる人とどう関わっていったら良いのかというのは、生きていく上では避けられない問題でしょう。 1つのアプローチとして、嫌だな、苦手だなと感じる人とは距離を取り、関わらないというアプローチがあるわけですが、個人間においてはそれはできても、たとえば同僚や

          好きじゃないな、苦手だな、嫌いだな、と感じる人とどう関わったら良いか。

          私が考える現代社会に一番必要なこと

          今、ウェブサイトを作っています。私の内面にあるイメージをウェブ制作会社の方に渡して、それをサイトに仕立ててもらっていく作業です。 ウェブサイトを作っていくためには、当然、原稿が必要になります。制作会社さんは、ウェブのデザインなどはできますが、当然、中身まで作ることはできません。 原稿を渡すためには、私がこれからどんな価値を提供したいと思っているのか、そして、提供できるのか。それを言葉にしていく必要があります。 ウェブ制作については、夏頃から会社を探し始め、素敵な人に巡り

          私が考える現代社会に一番必要なこと

          アイコンを変えようと考えていくと、自分の中の大事なテーマが見つかるかもという話。

          かれこれ9年ほど、SNSのアイコンを変えずにいたのですが、2024年を機会についに変えることにしました。(正確にはまだ変えていないのですが、1月4日が私の誕生日のため、ちょうど良いのでその日をもって変更しようと考えています) 他の人には、本当にどうでもいい話だろうと思いますが、私がこんなことを考えながら変えましたというのが何かのヒントになればいいなと思い、書いていますが、何のヒントにもならない可能性が高いです。 これまでのアイコン ちなみに、これが今までのアイコンでした。

          アイコンを変えようと考えていくと、自分の中の大事なテーマが見つかるかもという話。