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私が考える現代社会に一番必要なこと

今、ウェブサイトを作っています。私の内面にあるイメージをウェブ制作会社の方に渡して、それをサイトに仕立ててもらっていく作業です。

ウェブサイトを作っていくためには、当然、原稿が必要になります。制作会社さんは、ウェブのデザインなどはできますが、当然、中身まで作ることはできません。

原稿を渡すためには、私がこれからどんな価値を提供したいと思っているのか、そして、提供できるのか。それを言葉にしていく必要があります。

ウェブ制作については、夏頃から会社を探し始め、素敵な人に巡り合うことができました。秋頃から打ち合わせが開始され、何回かの打ち合わせの末、1月3日現在は、枠組みについてはほぼほぼ固まりました。
あとは私がそこの枠組みに載せるための文章を書いてはめ込んでいくという段階まできています。

ただ、この文章を書いていくのが本当に難しいのです。

伝えたいことがたくさんあるがゆえに、書き始めるとどんどんと長くなっていってしまいます。コンパクトにするためには、一番伝えたいことが何なのかを突き詰めていかなければいけません。

私が一番伝えたいこととは


そこで、改めて、私が、2024年の日本社会に何を届けたいのかを考えて見ました。その結果、たどり着いたのは「本人にとっての適切なものの見方」にあるということでした。

この考え方は、私の人生に大きく影響を与えた「夜と霧」という本からきています。

ご存知の方も多いかと思いますが、アウシュビッツ収容所に収容されたにも関わらず、最後まで希望を失わずに過ごしたヴィクトールフランクル教授による著書です。

残酷な毎日が続いていく収容所の中で、多くの人たちが希望を失い、絶望していく中で、どんな境遇にたってもフランクル教授は適切なものの見方を見失わずに、強い気持ちでやりぬくことができました。

「自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。」

(同134ページ)

ここでは、自分の存在する意味を捉えるという趣旨での表現になっていますが、同じ時間を過ごすにしても、どういったものを見て生きていくのかで生まれてくるものは全然違うものになってくるでしょう。

これは個人においてもそうですが、組織においても全く同じことが言えるかと思います。

同じ環境の中で、どんなものを見つめながら仕事に取り組み、過ごしていくか、そんなところを整えていけたらと考えています。

この言葉は、厳しい状況が続いていく日本社会にとってとても大きな意味を持つコンセプトだということを感じています。

私がこれから大きくしていこうとしている「きづきくみたて工房」においても、以下のようにロゴにパーパスをまとめています。

もちろん、下のパーパスも、個人とともに、組織など、集団も含めてのイメージです。

私のパーパス

今作ろうとしているウェブサイトにおいても、ウェブの中を旅していく表現ができないかと模索しているのですが、最終的には本人の幹から美しい花を咲かせられるような大木にたどり着くような表現ができたらと考えています。

ウェブサイトが完成した暁には、またぜひその内容を紹介できたらと思っていますので、どうぞお楽しみに。

最後までお読みくださってどうもありがとうございました。



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