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命綱と考え方

僕が2013年に別のブログで書いた記事ですが、今改めて読んでみると納得できる部分があったのでここで再掲載します。

サーフィンにはボードと体を繋ぐ「リーシュコード」という紐(ヒモ)があります。
泳ぎが苦手な自分にとって、この紐は命綱です。
今朝のハンティントンビーチは結構波が強く、沖にでた一発目に食らった波でなんとその「命綱」が切れました。
気がつくとボードは岸へ向かってどんどん流されていました。
幸いにも海に入ったばかりだったので体力は残っており、必死になって岸まで泳いでなんとかボードに追いつきました。
そのリューシュコードは5年前に購入し既に500回以上使っているので限界だったと思います。

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その後、ウエットスーツを着たまま車に乗り込み近くのサーフショップで新しいリューシュを買って再度海に入りました。
すると波に恵まれ、今までずっと挑戦してもなかなかできなかった綺麗なスラロームの乗り方がやっとできました
海から幸せな気分で上がり、帰りの道で今日あった事を振り返ってみました。
最初にリューシュ(命綱)が切れた後にボードになんとか泳ぎ着いた時には「リューシュのプラスティックの部分が恐らく限界の状態だったので、最初に切れてくれて本当にラッキーだった」と思いました。
その後、何も考えずにサーフショップに行き新しいリューシュを買いそのまま海に入ったので、結果的に今までできなかった乗り方ができました。
自分が日本に居たときには恐らく「リューシュが切れたという事は今日は運が悪い」と感じたと思います。
その後もその日に海に入る事に何かしらのためらいが出たと思います。
ラッキーだと感じたのは決して無理をして思っているのでなく、なんとなくその状況を自然とポジティブに受け入れました。
そんな考え方ができる様になったのは、恐らくこの南カリフォルニアという環境で生活してきた事が大きいと思います。
色々な事があった時に、自分で「運が悪い」「ついていない」と思うと人はどんどんそちらの方向に導かれます
ちょっとした考え方の違いで自分がHappyと思える様になり、その事を積み重ねていくと自分が望む楽しい人生を築いていけるのではと今日の経験を通じてふと思いました。

出展元「アメリカ移住虎の巻」:https://ameblo.jp/kiyoshi-ca/


自分で書いた文章ですが、結構納得してしまいました。
今から7年前にこの様な考え方をしていたので今の自分に行きついていると思います。
決して無理して「自分はポジティブだ」と思わず、嫌な事が合った時に「運が悪い」と考えず上手にプラスに持っていく事ができれば自然と幸せへつながると信じています。

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