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人生を変えた一本の映画、その名は『皇帝ペンギン』

ペンギン好きぃ、鈴木起世美です。

ペンギン好きぃになったきぃ。

そのキッカケを今回は記したいなと思います。

何気なく観にいった映画『皇帝ペンギン』


皆さんは、人生を変えた【何か】はありますか?

私の場合は、『皇帝ペンギン』という映画が人生を変えました。


高校3年生の夏休みに

ひとりで観に行った映画でした。


この映画の存在を初めて知ったのは、短いテレビCM。

“マイナス40度の氷の世界に住む皇帝ペンギンの愛の物語・・・”

というキャッチフレーズに、

なんとなく、

本当になんとなく観に行きました。

夏休みの宿題からの現実逃避もありましたが…(笑)


ペンギンの印象って『かわいい』ですよね。

ぺたぺた、よちよち。

そんな姿が一番に浮かびます。

でも、映画を観てその印象がガラッと変わりました。

簡単に内容をまとめてみます。

――南極に冬が訪れる3月、コウテイペンギンたちは繁殖のため海から氷の世界に現れ、100km近い内陸の営巣地へ20日あまりかけて行進したどり着く。
そしてパートナー探しの求愛ダンスや歌を興じ、運命の相手を見つけ新しい命を授かる。産卵を終えたメスたちは、パートナーに大切な卵を託しこれから生まれる我が子のためエサを求めて再び100kmも離れた海へと旅立ってゆく。

一方、我が子を任されたオスたちはブリザードが吹きすさぶ中、
足で抱えた卵をしっかりと羽毛でくるみひたすら妻の帰りを待ち続ける。
その期間およそ120日間
メスは海でたっぷりとエサを蓄え3度目の長い行進をし、久々に再会する夫と初めて対面する我が子と鳴き声を交わし感動を分かち合う。
ヒナをメスへ託したオスは、疲弊した体でエサを求め海へ旅立つ。
この時多くのオスがその道のりで力尽き命を落とす…
オスが戻ってくるまでメスはヒナにエサを与え、
数週間後オスが戻ってくる。

以後、夫婦交代でヒナの番とエサ運びが繰り返され、
子はすくすく育ち巣立ちを迎え、
親ペンギンと同じ白と黒の羽毛に生え変わったヒナたちは
夏の南極海へと旅立ってゆく――

100kmもの距離を歩く…

120日間の絶食…

ブリザード吹き荒れる中の極寒の中…

全ては我が子のために。。。


あの『かわいい』ペンギンが、

まさかこんなにも逞しいとは!

こんなにも強いとは!!


こんなにも愛情に溢れてるとは!!!



感動して涙…ではなく、

当時の私は衝撃を受けました。


そこからです。

『ペンギン』と名のつく本を読み漁り、

ペンギンの知識を一気に深めていきました。


今、私は33歳。

あれから16年経っていますが、

熱は冷めるどころかどんどん増しています。

魅力的なペンギンに出逢わせてくれた、

私の人生を変えた映画のお話でした。


気になる方は一度ご鑑賞を♪

ペンギン好きぃでした∧( ゚Θ゚ )∧


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