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インドネシア駐在編

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#海外駐在員

得意冷然、失意泰然

得意冷然、失意泰然

やや聞苦しい自慢話インドネシア滞在7年目になった頃は、私のキャリアの中でも最も幸福な時期でした。
赴任するとき、「この会社を、誰か買いたい人が出てきたらなるべく高値で売って来て欲しい」とまで云われてやって来た駄目子会社のITS社は、日系合弁として最も成功した帝人の子会社、TIFICO社を売り上げ、利益で抜き去ってトップに躍り出ました。

直近の5年間は60ヶ月連続増収増益を達成していました。

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インドネシア グルメ 2

インドネシア グルメ 2

プンチャック峠の茶店ジャカルタからバンドンに車で行くと、行程の真ん中ほどで、プンチャック峠に差し掛かります。プンチャックとは「頂上」という意味ですからここが一番標高が高いというわけです。標高が高いので朝晩いつも霧が出て、紅茶の栽培の適地になっています。
一休みしてお茶を頼むとガラスのコップに金属の取っ手を嵌め込んだ器に暖かい紅茶が出てきます。驚くのは、飲むと普通の紅茶ですが、その香りが素晴らしく甘

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バリ島 作られた神秘の楽園

バリ島 作られた神秘の楽園

私はインドネシアに7年ほど出向していましたが、世界的に有名なリゾート地、バリ島には数回行きました。
家族旅行で行ったのは1~2回でしたが、出張名目でインドネシアに来て、ついでにバリ島観光というのはよくあるパターンで本社の偉い人やらジャカルタの取引先を招待して行きました。
アテンドする側のポイントは、当時、公的な交通機関があまり無くて、タクシーも当てにならず、レンタカーも一般的でなかったので、いつで

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南海の楽園でイスラム教

南海の楽園でイスラム教

ジャカルタの朝は、町内のイスラム寺院から拡声器で流される「アザーン」で始まります。男声の張りのある高音で朗々と唱えられます。始めは「コーラン(クルアーン)」の一節を朗誦しているのかと思いましたが、「アザーン」は、「コーラン」では無く、礼拝堂に来て朝の礼拝を行うように誘う為のもので、アッラーを褒め称え教徒の義務を果たすように呼びかけます。

ここで、お断りしておきますが、私は「イスラム教(ムスレム)

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インドネシア華僑の悪知恵

インドネシア華僑の悪知恵

最近、ミャンマーで起こった軍事クーデターによって、日本を始め諸外国から資本進出して現地工場を立ち上げた会社は、改めて不安定な政治体制の国に資本進出するリスクを噛み締めていると思います。特にアウン・サン・スーチーが政権に返り咲いて、アジアの中で最も将来性がある投資先として脚光を浴びていた矢先の出来事です。

母国の政府がいざというとき何かしてくれるの?アメリカの企業が理由も無くインドネシア政府に接収

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インドネシア華僑の知恵

インドネシア華僑の知恵

私がジャカルタに赴任して来て驚いたのは、取引先の80%が、中国系インドネシア人の経営する会社だったことです。得意先が100軒あるとすると、80軒が中国系、10軒がインド系、8軒が日系合弁、最後の2軒がプリブミ(ピュア・インドネシアの人)でした。

この2軒も潰れました。

少し黒字になったときに社長がベンツのセダンを買ったのがいけなかったのです。

当時、総人口1億6千万人のこの国で、中国系の人は

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