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【過去の】いじめ(られ)体験

最近のいじめは、

スマホやSNSの進化発達により、

以前より陰湿になってきている・・・、

と言われています。


確かにそうかもしれません・・・。


でも、

陰湿なのは、

今も昔も一緒です。


kiyogawa自身も高校時代はいじめられていました。


というよりも、

集団無視です。


いわゆる”見えない君”でした。


これは、

辛いですよ。


悪口言われたり、

いじられたりするのも、

当然ツライと思います。


しかし、

”見えない君”は存在を否定され続けているのです。


誰にも相手にされませんし、

誰にも相手にしてもらえません。


なので、

第三者からは、

加害者と被害者が明確にわかりづらい・・・。


加害者は当然近寄って来ることも無く、

話しかけてくることも無く・・・。


ということは、

具体的に、

身体的にいじられることや、

言動を用いてからかわれることも無いのです。


そんなわけで、

そういう図式が成り立ち、

第三者からは、

加害者と被害者が明確にわかりづらいのです。


被害者としては、

誰が加害者なのかわからず、

誰にも相談できません・・・。


最悪なのは休み時間でした。


授業と授業の間の休み時間がとても怖いのです。


”一人ぼっちで居る”ということが周囲に悟られるのが怖いのです。


昼食の時間は地獄でした。


周囲は気の合う友達や、

仲間とかたまって昼食を取るのですが、

一人でいる僕はどうして良いかわかりませんでした。


なので、

当時はipodやiphoneなどはなく、

ウォークマンで好きな音楽を聴きながら、

『俺は音楽を聴きたくて、敢えて一人でいるんだぞ!』感を演出し、

一人ぼっちで弁当を食べていました。


その当時は、

高校というコミュニティーと、

家族というコミュニティーしかなくて、

毎日がとても辛かったのを憶えています。


朝起きるのも辛く、

高校へ向かう時間になると、

吐き気と頭痛が襲うのです。


まあ、

うつ病のような状態です。


精神的に追い詰められていきました。


親に心配かけたくないということと、

集団無視をされている事実を認めたくないというプライドが邪魔をし、

絶対に相談はできませんでした。


中学時代の同級生とも距離ができてしまっていたので、

土日に遊ぶなどということもありませんでした。


そんな僕には、

音楽が心の支えでした。


空手を続けていたことも幸いしていたかもしれません。


その影響で、

漫画「修羅の門」にもハマッたのも否めませんが、

無空波や虎砲を打つ練習を密かにしてみたり、

蛇破山や菩薩掌や龍波の練習してみたり・・・、

もし襲われた時には・・・というシミュレーションという名の妄想もしていました。


しかし、

そのうち、

一人で居ることが自由で気楽なことに気が付きました。


誰にも、

話かけれられず、

相手にされないのではなく、

自分から、

話をしたくもなく、

相手にもしたくないという、

考え方に行きつきました。


集団無視という、

そのときの現状を客観的に見ることができるようになりました。


『この高校を卒業したらバラ色の人生が待っている!』

とも思えるようになりました。

(実際には卒業後は別件でさらに大変な事態が起きてしまっていましたが・・・。)


そして、

『こいつ等全員見返してやる!』

と考えるようにもなりました。


こんな経験をして、

かなりのハングリー精神を養うことができました。


時間の経過によって、

考え方を変えることができました。


”見えない君”時代は誰かに助けを求めることができませんでしたが、

仮に誰かに助けを求めていたとしても、

何かしてくれたかどうかわかりません。


僕は結果的に、

考え方を変えることに気付けて、

自分を存在させることができたことは事実です。


いじめにあっていたとしても、

いつまでも続くことはないし、

時間が解決することもあると思う・・・。


明けない夜はないのだから。


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