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毎日noteを書いているのってすごいことなのよ

私の仕事はライターで、編集者さんから期限を設けられ
それまでに原稿を仕上げ、送信します。
本一冊のライティングともなると、
〆切は数か月後という長距離走になることもあり
やさしい編集者さんは
「1章ずつ、1週間ごとに出してください」といった
こまやか対応をしてくれることも。

となると、短い記事も長い書籍もそう変わらず
年がら年中〆切に追われているスケジュール感となります。
この、いつもサメの泳ぐ海で溺れているような
精神状態があってこそ、原稿は無事、送信されるのです。

だから、〆切を守らなくても誰にも怒られないnoteを
毎日更新していることは、すごいことなのよ。

もちろん、noteを仕事で(その一環で)書いている人もいるでしょう。
あるいは、書くのが楽しくてどんどん書いちゃう人。
そういう人なら問題ないのですが、
毎日書くと決めたからがんばって書いてます!という人は
もしかしたら苦しい思いをしているのではないかしら。

この苦しさは、〆切がある苦しさとは別物。
〆切のない苦しさなんです。

だって書くも自由、書かないも自由なのだから。
書いたら自分をほめられるし、自己肯定感も高まる。
書かなかったら少し後ろめたく、自己肯定感も下がる。
とわかっちゃいるけれど、やっぱり書けない日がある。

だって仕事が忙しかったから。
だって会食があったから。
だって緊急の用事があったから。

書けない理由は、村上春樹の表現を借りるなら
トラック50台分あるんです。

ライターの仕事の〆切なら、別の仕事も会食も所用も
見事な手さばきで調整して臨むのに
noteを書くのにそこまでしてないでしょって話です。

それと全く同じことを、
私が初めて出したKindle電子書籍の執筆でもしていました。
(この子です⇓)

だって、Kindleをいつ出版するかは自由。
その前に、Kindleを出版する・しないも自由。
出版したいから出版するんですよね。私が書きたいから書く。
よって、〆切が切られてないんです。

〆切がないものは、〆切があるものに負けます。
自分でがんばって〆切を設けたとしても、
それを手帳に書き込んでいる程度なら簡単に負けます。

よって〆切は高らかに宣言し
〆切ににらみを利かせてくれる誰かが必要なのです。
〆切を守らないと、その誰かに怒られることはなくても
がっかりさせたくないな、約束守らないヤツと思われたくないな、
くらいの強制力が必要です。

私の場合、その誰かは共にKindleを執筆する仲間でした。
出版日を宣言したうえで、Zoomをつないでお互い黙して書く。
それでも書けなくて自己嫌悪し、仲間の進捗を聞いて再び奮い立つ、
そんな日々でした。

書くって、書き続けるって大変!
まあ、書いたぶん、素敵なご褒美があるから書くのだけど。
(楽しい気持ちとか、満足感とか、自己効力感とか)

note毎日更新、私は途切れてしまったけれど、
しれっと舞い戻り、また書く。
そんなふうに、皆さんとおつきあいできればと思います。

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