細やかに情報を収集して作戦を立てる「細作」古代中国の忍者【忍者の技と知恵 #16】
「間」「諜」「遊偵」など古代中国では時代や国、組織によってスパイ(日本でいう忍者)の職名を変えていましたが、職名はまだあります。
「細作」は忍者が敵の情報を細やかに調べ上げ、それを元に将軍が作戦を立てることから命名されました。
忍者の働きとその重要性をシンプルに表した職名です。隙間に入って諜い(うかがい)、詳細に情報を調べ上げて計画を作る。勝てる作戦計画を立てるには正確なデータが必要です。データは細かく正確なほど、その後の作戦が具体的かつ現実的に実現可能なものとなります。