細やかに情報を収集して作戦を立てる「細作」古代中国の忍者【忍者の技と知恵 #16】
「間」「諜」「遊偵」など古代中国では時代や国、組織によってスパイ(日本でいう忍者)の職名を変えていましたが、職名はまだあります。
「細作」は忍者が敵の情報を細やかに調べ上げ、それを元に将軍が作戦を立てることから命名されました。
忍者の働きとその重要性をシンプルに表した職名です。隙間に入って諜い(うかがい)、詳細に情報を調べ上げて計画を作る。勝てる作戦計画を立てるには正確なデータが必要です。データは細かく正確なほど、その後の作戦が具体的かつ現実的に実現可能なものとなります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home