少数でも大組織に勝てる技「忍術」【忍者の技と知恵 #19】
戦いは敵の動きを知り、隙を見つけて、素早く突き崩すものです。敵の動きを知るにはスパイとなる忍者を送り込み、諜報・工作スキルである忍術を使わなければなりません。
呉子や孫子などの有名な兵法書には忍者を使わなければ詳細な情報調査ができないので戦で勝つことは難しいと書かれています。
忍術にはたった一人の人間が、千人の敵兵を倒すことができる力があります。国家の生命線である軍事に関わる人は忍術を学ことが重要になります。
一人で千人に勝つというのは情報操作で敵の攻撃を退けて仲間を助け、敵の油断を誘い弱点を攻めることで行動不能にするなどの奇策です。小で大に勝つ奇策は情報が重要です。逆に言えば情報を上手く使いこなせば少数でも大規模な組織を上回る力を発揮できるということです。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home