のらねこ旅日記≪海外のごはん≫
今回は、海外であったごはんネタを、まとめてお送りします。
初めての海外旅行、バリ島。
夕食、同じテーブルだった新婚さんの奥様曰く
『バリに着いたばっかりなのに、ダンナさんは親子丼を食べたの。高かったわ!』
そのダンナさんは、食事に付いてきたオレンジ色のパパイアを最後まで柿だと言い張っていました。
一方、私は飛行機とバス移動に備えて立て続けに酔い止めを飲んだためか、味覚がふっ飛んでしまい、エビの激辛ソースを「味がしない!」とバクバク食べていたそうです。
バリ島でのお昼は、主にナシゴレン(焼き飯)やサテ(ピーナッツソースの焼き鳥)を食べていました。
私はナシゴレンに付いてくるピンク色のえびせんべいが大好きで、そっちのためにメニューを選んでいましたが、
ホテルのプールサイドのテーブルで食事をした時、ウエイトレスさんが運んでる途中で、私のえびせんべいは突然の強風で飛んでいってしまいました。
そして、そのナシゴレンはそのまま私の前に置かれ、えびせんべいが補充されることはありませんでした。
プーケット行きの機内食、海で遊べるようにとフリスビーのお皿にのって、つみれのようなパティにベタベタソースがぬられたハンバーガーと気圧のせいで袋がパンパンになった油っぽいポテチと激甘のチョコバーが出て来ました。
『さすがアメリカの飛行機だ…』と思いました。
ホテルのレストランでは、友人Aがトロピカルカレーなるものをオーダーしました。
まもなく運ばれてきたものは、ちょっとシャバシャバなカレーに輪切りのパイナップルが1枚漬かっていました。
それをフィリピン人ウエイトレスさんが笑顔で勢いよくテーブルにバン!と置きました。
結果、シャバいカレーは皿から飛び散り、Aのスカートにかかりました。
「ダイジョブ、ダイジョブ」と笑顔のフィリピン人ウエイトレスさんの後ろから、事態を察知した日本人マネージャーさんがぶっ飛んで来て、平謝りでクリーニングの申し出をしてました。
ちなみにトロピカルカレーは味もイマイチでした。
2度目の香港、漁港の町に海鮮を食べに行きました。
そこは魚屋さんがずらっと並んでいて、そこで買った食材をレストランで料理してもらえるので、あれこれお店を物色していると、友人Aが悲鳴をあげました。
そこには、日本ではダイバーさんに人気のナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)が切り身で売られていて、その横には大きな頭がドンと置かれていました。
「ナポちゃんが~!日本だったら、ゆで玉子もらって可愛がられているのに…」
と、海好きのAは嘆いていました。
一方、私は『カブトガニ』のポスターを見つけました。
甲羅を下にして、鍋のように火にかけられている絵が載っていて
『カブトガニ、食べるんだ…食べる所あるのか?』と思いました。
タイのバンコク、ホテルのレストランでの昼食で、紅茶を選んだ私のテーブルには、大きなティーポットが置かれていました。中をのぞいてみるとお湯でした。
紅茶葉が見当たらなかったので、私は忙しそうにしているウエイトレスさんを呼び止め、ポットを指差して
「Tea,please.」と言いました。
すると、ウエイトレスさんはティーバッグを1つ持ってくると、袋から出して、いきなりポットの中に放り込みました。
とっても薄い紅茶が出来上がりました。
モルディブの帰りは夜中の便なので、島のホテルをチェックアウトしてから、首都の島のホテルをデイユースしていました。
晩御飯はいつもホテルの近くの中華料理屋さんで、チャーハンがおいしいお店でした。
最後のモルディブの時は、空港の島に新しくホテルが建ったので、そちらでデイユースすることになり、晩御飯もそのホテルのレストランでした。
そこは、何故か『日本で修行したシェフが作る和食』が売りのレストランで、私たちには天婦羅定食が出されました。
食べてみると、ココナッツ風味の天婦羅でした。
たぶん揚げ油がココナッツオイルなのでしょう。食べられなくはないけれど、なんだかな~な味でした。
お隣の大きいテーブルでは地元の人が親子3代、一族郎党といった人数で会食をしていました。
『これが日本料理だと思われていたら嫌だな』と思いました。
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