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大自然の体験型研修で人が成長する

不確実性が増し、先が見えづらく、今までの正解が通用しない今の時代。枠にとらわれない自由な発想と、動きながら改善する柔軟性が求められています。その力は座学では得られません。日常を離れ思考をリセットし、主体的に考え、行動し、冷静に分析する力を養う、自然の中の体験型研修が必要です。

■大自然という非日常が可能にする研修

自然に包まれると人はリラックスする、森林浴を通して数々の実験から証明されています。木々の緑、花の香、鳥のさえずり、温かな日差し、自然の刺激が脳を活性化することも解ってきました。日常を離れる転地効果は、思考をリセットすることで普段気付かない、思い込みや思考の枠に気付かせてくれます。大地の上を歩くことが適度な運動になり、血行を促進し、気持ちをリフレッシュしてくれます。大自然は自分を振り返り、新たな学びを得るためには最適な環境なのです。

■座学では得られない、高い効果と継続性の体験型

「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」老子が言ったとされる言葉です。アメリカの研修者が数字化すると、下記のようになったそうです。
1.聞いたことは、10%程度記憶に残る。
2.見たことは、15%程度記憶に残る。
3.聞いて見たことは、20%程度記憶に残る。
4.話し合ったことは、40%程度記憶に残る。
5.体験したことは、80%程度記憶に残る。
参加者同士が対話し身体を動かし協力して課題を解決する体験型研修は、効果が高く、持続する研修なのです。

■何が必要なのか、活動の中から自ら気づき、答えを出す研修

体験型研修は一般論を学ぶものではありません。チームで課題に挑戦し、一人一人が主体的に考え、対話し、行動し、試行錯誤を繰り返す、そのプロセスの中で自分の強み弱みに気付き、自分の成長に必要なものを学んでゆく研修です。得たモノは直前の課題をクリアするための単なるコツではなく、日常の業務や生活で活かすことが出来る実用レベルのモノです。また、チームとしての活動は、お互いの見方や考え方の違いに気付く場でもあり、多角的な視点を学ぶ場でもあります。体験型研修とは、チームで課題解決をするために、自分に何が必要なのかを、自ら気づき答えを出す実践型の研修です。

■課題解決⇒振り返り⇒学び⇒新たな課題、サイクルで成長する

課題解決終了後、すぐに結果とプロセスを振り返ります。結果についての評価をするためのモノではなく、活動のプロセスと合わせて振り返り、チーム内のどの様な言動がターニングポイントになっていたのか、自分がどのように関わっていたか、自らが自分の言動を振り返ります。本気で関わっていたか、考えを発信できたか、疑問を解消したか、集中力を維持できたか等、自身で冷静に分析し、そのプロセスから他の状況でも応用可能な学びを獲得します。次の課題で得た学びを活用、課題終了後振り返る、このサイクルを繰り返し学びを深め成長します。

■マインドフルネスが研修効果を底上げし、自由な発想を生む

マインドフルネスは、ストレス軽減、集中力の向上と共に、状況を冷静に観察する力を養います。研修中にマインドフルネスを織り込むことで、振り返りの際の気付きを促進します。研修後もマインドフルネスを継続することで、研修の学びを継続させ、さらに、気づく力が養われることで、自由な発想、感情コントロール、コミュニケーション能力が向上、業務効率の向上が見込めます。

■新入社員研修からチームビルディング、そして、個人スキルアップまで

自然を活かした体験型研修は、半日程度のチームビルディングから、一泊二日の新入社員研修、二泊三日の個人スキルアップまで、目的に合わせた幅広い対応が可能です。お気軽にご相談ください。

■お問合せ・ご相談はこちら

文・人見道夫(体験型研修ファシリテーター、ネイチャーガイド)
埼玉県出身。インタープリテーション、野外研修、ファシリテーション、マインドフルネス、森林療法、心理セラピー、を学び、人と自然を繋げるプログラムを全国で展開。2022年より弟子屈町の自然の魅力発信と北国トラベルコンテンツを開発中。

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