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公式アカウント運用に正解はない!

みなさま、こんばんは!

色々訳があってマーケティングの仕事に関わるように半年。管理職になって半年。まだまだ日々勉強ですが今日は振り返りとう事で「Twitterの公式アカウント運用に正解はない」という話で書きたいと思います。

公式アカウントとは何ですか?という方は以下のブログをご覧いただけると嬉しく思います。

今回の記事はTwitterの企業公式アカウント運用について半年でご縁があって20社以上運用してきた経験からの記事になります。また、Twitter経由でお会いした方の多くが「みきるりさんのTwitter運用に知りたい!」という意見、直近でお会いしたBtoB企業の広報の方から「どう運用したらよいかわからない」という声から執筆する事にしました。

■公式アカウントはユーザーをフォローしていい?という定説について

公式アカウントで個人やビジネス系アカウントをフォローしてよいかという定説のようなものがあるようです。

出典元:(株式会社トリドリ)『インフルエンサーマーケティング研究所(ifm-lab)』

この定説について賛否両論ありますが、これは各企業にルールを定めて運用して「企業公式アカウントで個人ユーザーをフォローしない」というルールがあるのであればそのルールで運用してよいと思います。

一方で企業公式アカウントであっても個人やビジネスアカウントをフォローしてフォローバックが返るというケースもあると感じています。

それは個人やユーザーが企業公式アカウントの情報に興味があるというケースが該当すると思います。

例えば…

●食品メーカーのアカウントにファンと思われるユーザーがフォローする

●技術やノウハウ系の話題について発信するIT企業のオウンドメディアにエンジニアがフォローする

●ビジアカ同士で交流がある場合で、在籍先がわかる場合に公式アカウントをフォローする

などです。企業や個人に対するファンになる、である場合にフォローされる傾向があると感じています。

■公式アカウントの活用方法はあるの?

では公式アカウントを運用してメリットはあるのでしょうか?

「毎朝他の企業もアカウント運用しているから何となく」

「なんなとく毎日呟いている」

みたいな声もチラホラ聞きます。たしかに毎日呟いてフォロワーを増やしてTwitterの強みである「拡散力」を活かして企業ブランディングを高めていくという事は運用して無駄にならないと思います。

ちなみに公式アカウント運用時に以下「ハッシュタグ」をつけると伸ばしやすいです。

#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う

#企業公式春のフォロー祭り

この2つのタグをつけて朝の「8時30分~10時30分」の間

#企業公式がお疲れ様を言い合う

上記のタグをつけて朝の「18時~20時」の間に投稿すると一定のいいねがつきます。

最近では以下のようなハッシュタグも登場しています。

#企業公式つぶやき部

ご当地の「Twitter会」も存在するようです。

#東京Twitter会

#広島Twitter会

そのいいねのついたユーザーのいいねを返して新規フォローを書ける事でフォロワーは伸ばしやいです。ちなみに私はTwitterの「固定ツイ」「最新ツイ」「メディア」の3つにいいねをつけています。

自社公式(現在は採用やお知らせ用)で利用。11月16日運用開始で1月16日に1000フォロワー到達。


それでも公式アカウントの運用がチラホラとまるアカウントがあるのは「アカウントを運用する目的がなくなる」からです。ウェビナーやブログ、DMを送付しても効果がないという事で運用する目的がなくなり止まる事です。

一方で私は活用方法はあると思っています。そのうち今日は直近で一番効果があった採用(ダイレクトリクルーティング)に関して書こうと思います。

■公式アカウントの活用はある!(ダイレクトリクルーティング)

Twitterとダイレクトリクルーティングというワードをみて「?」となった人事やマーケ担当者の方もいると思います。公式アカウントから自社のほしい人材について採用活動を実施する使い方です。

実はbosyuで副業・フリーランス人材の募集を行いました。この募集は私のアカウントと企業公式アカウントで拡散したところ1人の募集枠に対して50人集まった経験があります。私のTwitterフォロワー数のよる「拡散力」の影響もありますが名もない会社出来立てホヤホヤのスタートアップに50人集まり採用コストゼロで副業人材を採用しました。こちらの方はWEBマーケの経験者でご縁があり副業としてご活躍頂き2020年7月には正社員として入社予定です。

Twitterとbosyuから採用コストゼロでマーケティング経験者の正社員採用に成功した事例となります。

IT通信業界の採用コストは40万前後ですので、40万そのままコストを抑えて採用した事例とあります。

出典元:採用アカデミー

この事例を参考に、Twitter×ダイレクトリクルーティングが可能ではないかと考えて、当社でIT業界の企業公式アカウントの運用と一緒にダイレクトリクルーティングの実施ついて検証できないか交渉を実施しました。

複数社協力を得る事ができ実行にうつしました。

公式アカウントのフォロワーが30前後の状態からスタートしました。エンジニアの採用を実施したいという採用ニーズのある企業様でしたので、エンジニアのTwitterアカウントのプロフィールを見て、自社で採用予定のエンジニアの必須スキルがプロフィールにある記載のあるユーザーのフォローを進めました。幸いな事にコンテンツマーケティングを実施していた企業であったため、コンテンツを投稿する事してエンジニアに訴求して伝える事にしました。

ちなみにエンジニアフォロワーを増やしたいという場合は以下のハッシュタグを使いましょう。 #駆け出しエンジニアと繋がりたい

■公式アカウントでダイレクトリクルーティングを実行したら?

結果として3カ月で1000フォロワーの到達して、そのうち採用要件に合致したユーザー100人にダイレクトメールを送付して20人ほど返信があり、10人面談成立で1名は内定と至るという結果となりました。ほかにもSESやフリーランスでの協業などの話を得る事もできました。

Twitterとダイレクトリクルーティングで月10万前後の運用費で運用していましたので、IT通信業界の採用単価40万と比較してもコストを抑えて採用に至る結果となりました。採用だけでなくフォロワーであるユーザーが自社に興味を持った「資産」をつくる事ができたとコメントを頂きました。

■まとめ~公式アカウント運用に正解はない!~

公式アカウント運用で採用で活用した話を触れました。発信や活用する目的は各社それぞれだと思います。プロモーションやウェビナーの発信など色々です。

しかし大切な事は「公式アカウントは目的をもって運用する」という事です。それは公式アカウントだけでなく個人のアカウントを運用する時も同様です。SNSで発信する事は「手段」の1つではあります。

公式アカウントは定説やマニュアルなど色々ネット上で出回っていますが「運用に正解はない」のかなと今日感じています。ただ「動かして損なことはない」とも思っています。

長くなりましたが今日はここまでにします。

ご覧いただきありがとうございました。


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■作者

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