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地震がいつもの井戸端会議になる日まで

先日の福島で起きた震度6強地震。
皆さん大丈夫でしたか?緊急地震速報の音は本当心臓に悪いですね…

北海道出身の僕は大きな地震がくると必ず想う事があるんです。
それが先日Tweetしたこちら

色んな気持ちをギュッとしたTweetです。
ここで伝えたかった自分の気持ちを紐解いていこうと考えました。
ただ、100%誰もが分かりあえるものじゃないです。
有益というか、これは私自身の気持ちを言語化したものになります。


3.11が起こった時in北海道

まだ学生で授業を受けていた時、急に震度4の地震が発生。その場にいた皆騒然としました。
北海道はあまり地震がこないんですよね。
それでも学校は普通に続き、家に帰ってからTVを見て驚愕としました。
流れる東北の状況をただただ見るしかない。
その時なんとも言えない気持ちになったのを強く覚えています。
連日連夜、いや、何か月もTVは地震の事だけを放送していました。


東京に住んでいて感じる『北海道胆振東部地震』

成人を迎えて上京してきた私は、仕事の関係で北海道へ出張することが度々ありました。

この日も北海道へ出張したとき、北海道では珍しく台風が直撃した為、予定を切り上げて早めに帰ることに。
家族との時間も過ごせていたので東京へ帰宅し、次の日に備えて就寝したのですが、朝起きてびっくり、家族LINEで震度7の北海道胆振東部地震が起こったのを知りました。

勿論TVやSNSは「3.11」再来のように荒れてました。
ただ、それは地震が起こって数週間程でしたが・・・

この時僕は「なんで皆3.11の時みたくTVで放映し続けないんだよ、心配にならないのか!?」と強く憤り、疑問に感じていました。

私が北海道にいたときに感じた『何とも言えない気持ち』を周りもメディアも持っているのだろうか?とふと考えました。

この気持ちの正体は『当事者意識』だ

憤りを感じていたものの、「自分が北海道にいたときはどうだっただろうか?」と思い出してハッとしました。

海を越えた場所での話には、どこかリアルさが薄かったのかもしれません。
もし3.11が北海道で起こっていたら永遠と騒がれていたでしょう。
これはしょうがないと思う面もありますし、北海道胆振東部地震では、震源地のすぐ近くで出た被害は「1日程度のライフライン停止」のみです。

僕らは自分、もしくは知っている人がその出来事に直面しない限り当事者として「これはヤバい」と思い辛いんだと感じています。

北海道胆振東部、そして今回の地震では大きく建物や土地が壊滅したというニュースは少ないです。

今後もし、震度7を超えるような地震が来ても、恐怖が続くことなく、「地震が起きている時だけ恐い」という感じで、何も壊れず「今回はすごかったなあ」くらいになってくれたらいいなあと強く願っています。

ちょっと家の中にある物が落ちたりするくらいで、建物等が壊れることがない世の中に。
地震の次の日は普通に学校に行き、「昨日の地震マジ恐かったよね~」と笑って話し合える。井戸端会議が何事もなく出来る世の中になりますように。

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