いけない恋とわかっていてもやめられない‥‥‥そんな経験がある方もいるはず‥‥‥ 僕が貫いた気持ちをほぼノンフィクションでお届します。 尚、不倫に興味無い方や、気持ちを表す為に多少の性的描写が含まれますので未成年&興味無い方はスルーお願いします。
ゆっくりと 理絵の顔を覗き込む‥‥‥ 俺の歌で うっとりとした理絵‥‥‥ そっと瞳を閉じる‥‥‥ (‥‥‥‥‥) 唇が重なり合った‥‥‥ ふと漏れた理絵の吐息に 俺の胸は高鳴った… 重なり合った唇の隙間を滑らせ 理絵の本能を刺激する‥‥‥‥ だんだんと 高鳴り合う二人‥‥‥ 肩を抱いていた俺の手は いつしか理絵を抱き締めていた‥‥‥‥ それに呼応するかのように 理絵も俺の背中に手をまわす‥‥‥ 体で感じる理絵の温もり‥‥‥ 唇で感じる理絵の温もり
歌い出し‥‥‥ 俺は理絵と距離をとり、 理絵の方を見ながら歌った。 歌詞など全て頭に インプットされている‥‥‥‥ やがて一番が終わり、 伴奏の最中に 俺は理絵に近付き 右隣りに座った。 俺の胸が高鳴りを見せる‥‥‥‥ また歌が始まり、 右手でマイクを持ち 歌い出した。 そして、 歌の最中に左手をそっと 理絵の向こう側の肩へ‥‥‥‥ 理絵俺の動きに 気付いていない‥‥‥‥ そっと理絵の肩に 手を置いた‥‥‥ 理絵は受け入れてくれた。 何も言わず
俺たちは喫茶店に向かい、 程良い場所で店内に入った。 生い立ちや学生時代の話などで お互いを探り合い、 共に歌うのが好きなのがわかったので、 喫茶店を出てカラオケに向かう事になった。 カラオケ屋に着いて、 早速俺が歌いだす。 理絵:『ほんま、めっちゃ上手やん♪』 嵐士:『そうかぁ~、ありがとう♪』 水商売で培ったモノが、 こういう時に威力を発揮する‥‥‥‥ 嵐士:『ほら、理絵ちゃんも歌入れや。』 俺と理絵は交互に歌を歌う。 嵐士:『理絵ちゃんもなかなかや
後日、約束していた日の前日に 理絵から着信があった。 理絵:『もしもし~?』 嵐士:『お~!理絵ちゃん、 電話待ってたんやで♪』 理絵:『大層な~(笑)。 明日大丈夫~?』 嵐士:『勿論やん♪ めっさ楽しみにしてたんやで♪』 理絵:『じゃあぁ~、10時に 三条の土下座前にしようかぁ?』 (京都人しかわからないかもしれないが、 有名な待ち合わせ場所なのだ) 嵐士:『よっしゃ♪ほな9時から ずっと待っとくわ。』 理絵:『なんでやな(笑)。 じゃあまた明日ね♪』
嵐士:『今日の夜、飯食い行けへん?』 理絵:『今日はちょっと用事あるしアカンわ。』 嵐士:『ほな今度行こうさ♪』 理絵:『ええよ♪そやけど夜はバイトあるから 昼間じゃあかん?』 嵐士:『かまへんかまへん、 ほな次の日曜日にデートしよ♪』 理絵:『了解~♪』 この時点で、 若くて張りのある体を頂けるのを確信した。 むしろ理絵もそれを望んでるかのような 反応だった。 そして、たわいもない話をしながら しばし二人の時間を楽しんで、 陸に上がった。 嵐士:『理絵ちゃん
座ってる位置で、 俺が理絵、 隆が礼子ちゃんと成り行きで決まった。 嵐士:『理絵ちゃん、礼子ちゃん、 とりあえず泳ぎに行こか♪』 理絵:『え~!私焼きに来ただけやし 泳ぎたくないねん』 隆:『そんなん言わんと行こうや♪』 理絵:『礼子どうする~?』 嵐士:『君らに決定権はない、はい行くよ♪』 そう言い放ち、 手をとり海に連れて行った。 理絵と礼子ちゃんが浮輪に捕まり、 俺と隆がそれを追いかけるようにして 4人で遊んでいた。 少し時間が経って気付いたら、
そんな中 ようやく話をまともにしてくれる 二人組が見つかった!! 嵐士:『こんちゃ~♪ お姉さんらはどっから来てんの~?』 二人組:『この子は京都で私は滋賀やで。』 隆:『なんの知り合いなん?』 二人組:『昔からの幼馴染みやで。』 俺と隆は、 〔これはイケるやろ〕 と、テレパシーを送り合いながら ターゲットをこの二人組に絞った。 顔はまぁそれなりって感じだが、 二人共とにかくスタイルが良い!! 見た目でわかる弾力感のある胸、 スレンダーな体にひっついてるの
嵐士:『ほらほら、めっさおるで♪』 隆:『ほんまやなぁ♪選びたい放題やんけ~!』 夏も終わりに近いので最後に楽しもうと、砂浜は人で溢れかえっていた。 勿論、俺たちのようなナンパ目的の若者も沢山いるのだが‥‥‥‥ 嵐士:『とりあえず、この辺陣取ろかぁ』 隆:『そやなぁ。』 なかなか空きがない砂浜に、なんとかゴザをひいて一息ついた。 そしていよいよ、楽しい物色の時間がやってきた♪ 嵐士:『隆、ぼちぼち声かけにいこか♪』 隆:『そやな、時間もったいないしな』 ナ
いつものノリで、ツレとナンパに出掛ける事になった。 夏も終わりを告げようかとしてた時期に、海にナンパに出掛ける事に‥‥‥ 嵐士:『隆(ツレ)、今日は絶対持って帰んで!』 隆とは、高校時代からの気の合う友人で良く遊んだりナンパを繰り返していた。 隆:『当たり前やんけ♪そやなかったら、何しに遠いとこまで行くんかわからんしなぁ♪』 嵐士:『ほんまに♪めっさ楽しみなってきたわ♪』 こうして、約二時間程かけて日本海にたどり着いた。
そんなナンパ好きがトラブルの日だねになる事もしばしば‥‥‥ 男:『お前、誰の女に手出したかわかってんのか!?』 などと、知らない男から言われたりもしたが、 嵐士:『何言うてんねん?彼氏おらん言うて浮気されてるおのれが悪いんちゃうんか?』 と、いつも切り返しては黙らせてきた。 しかし、それが通用しない時もある事を俺は経験する事になる‥‥‥‥ いつものノリで声をかけた女が、まさかあんな大恋愛になるなんて‥‥‥‥‥
特別男前でもない俺だったが、 得意な歌と水商売で培った喋りで 何人もの女性と関係を持った。 その頃は 今程出会い系のサイトやマッチングアプリなどが 蔓延してない頃だったので ナンパするのが出会いの一番 てっとり早い方々だった。 成功率も高く、周りの人間からも、 『お前はほんまナンパ師やなぁ』 と言われる程、ナンパに明け暮れていた。
『お姉ちゃん♪今何してんの?』 そんな言葉を、見知らぬ女性に投げ掛けて、仲良くなってセックスをする。そんな毎日を過ごすようになっていた。 俺の名は嵐士。歳は20歳で、少しヤンチャな少年時代を経て今に至る。 18歳から夜間の専門学校に通い始め、 それとほぼ同時に始めた水商売を最近やめて、 今はもっぱら昼はパチンコ、そして学校が終わればナンパとふしだらな生活を続けていた。