【夏に聞きたいお話】清流の話
暑い夏がやってきましたね。
皆さんの住んでいる地域は何度ですか？
最近は自分の体温なんじゃないかっていうくらい気温も高いですね。
夏バテや熱中症に気をつけてください！
さてさて、そんな夏にいいお話しですよ〜！！
清流の話
ある禅師が暑い夏の日に弟子たちと共に清流のほとりで座っていました。
弟子たちは暑さに苦しみ、清流の水を欲しがっていました。
すると禅師は、手を伸ばして清流の水を掬い取り、手のひらに水を溜めました。
しかし、彼はすぐに手のひらから水を離し、水は流れ落ちてしまいました。
弟子たちが驚いて尋ねると、禅師はこう答えました。
「暑い夏の日に清流の水を手に取っても、すぐに手から滑り落ちてしまいます。
それと同じように、人生の喜びや苦しみも同じように流れていくものです。
過去を思い返すことはできず、未来を予測することもできません。
だからこそ、この瞬間を大切にし、無駄な執着から解放されることが重要なのです。」
どうでしょう？
これを読んで、みなさん色々心の考えが巡るのではないでしょうか？
精神が安定しているとき、安定していないとき、是非両方の自分で読んでいただきたいです。
そうして、どう感じたかコメント欄で教えてくださいね★
このお話は、暑い夏の季節において、過去や未来への執着を捨て、現在の瞬間を心の中に受け入れることの大切さを教えています。
清流の水を手に取る瞬間のように、喜びも苦しみも過ぎ去っていくものであり、その流れに心を委ねることが大切とされています。
心穏やかさを求めているあなたは禅の教えに基づいて、無常性や瞬間の価値に気づかせることを通じて、心の平穏を見つける助けとなるでしょう。
暑い夏の季節に、この話を思い出し、心の中に清らかな流れを感じることができるかもしれません。
よく、修行をすると、水を飲んだと思い、心を穏やかにすると喉が渇かなくなるなどと言いますが、まさにこのお話し。
己の心で解決するするすべも、世の中にはたくさんあります。
どのような時も冷静でいたいものですね。
そうは言っても、暑い日は水は飲みましょうね！
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