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失踪、ギャラ踏み倒しは珍しくない!フリーランスの悲劇。でもやめられない不思議

どうしてフリーライターを続けてるの? と友(超安定志向)から不思議がられます。

それは……どこも雇ってくれないから(笑)

いや、最近トライしていないのでわかりませんが。
一応正社員歴はあります。
しかも5回も。我ながら流れ者のよう(笑)。
ですが、アメリカ在住経験に影響されたため、私の思考回路に同じ会社で定年まで働く終身雇用思想は皆無。
最初からやめる気で入社したという、会社から見るととんでもない社会不適格者なのです。

そんな私が安定という誘惑に寝返って就職活動したところで、ほぼ100%企業側から却下されると思います。

それに、能力がまったく変わっていないにしても、年齢を重ねると市場価値は年々目減りしてしまいますし。

ああ、なんて世知辛い世の中……
深く考えるとブルーになりますね(笑)

それでもフリーランスを続けているのは、安定より自由を得たい気持ちが強いからなのですね。

すっかりリモートワークもおなじみになりましたし、
家族や友人、ペット(と呼びたくない、家族です!)と過ごしたい方、子育て中や介護中の方にお勧めです!

ですが、フリーランスは会社員時代には味わうことがない事態にも遭遇します。
それに耐えられるメンタルはマスト。

ここに私および周囲のフリーランサーが経験した悲劇を書きます。

①クライアントが倒産
印刷会社や出版社など、大手はほんの一握りで、ほとんどの制作会社は中小企業です。
中には自宅マンションでやっているところもあります。
突然の夜逃げ&音信不通になるのは大事件ではありません。

②催促しないとギャラを払ってくれない
小さな下請け会社に結構あります。催促するのが苦手な私にとって、会社員時代に感じたことがないほどの超ストレス!
しかも本当に払ってくれるのか余計な心配までしなければなりません。


③ギャラや仕事内容の交渉
大手でない限り口約束なので、契約した覚えのない仕事内容がいつのまにか加えられているケースも! 
黙っていると搾取されるばかりなので、しっかり交渉して自分を守らなければいけません。

④たまに支払い方法が謎
某大手はなぜか振り込んでいただけず、手形支給。
手形ですよ、手形!! 
しかもわざわざ指定日に出向かないと支給はお預け。会社なら経理担当が行けばいいですが、ひとりでやっている身にとって、その日を空けて置かねばならないので大変です。

⑤フリーなのに全然フリーじゃない
会社には休日がありますが、フリーランスは告知しないと曜日・昼夜問わずにクライアントからバンバン連絡が入ります。私は海外旅行に行くから連絡は帰国後に、と言っていたにもかかわらず緊急事態が発生し、旅行中に仕事をするはめになったこともあります。


とまあ、こう書いてみると、何が魅力なんだと思うような悲惨さですね。
でも、いつもこんなことが起こるわけではなく、90%はまともな環境ですのでご安心を。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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