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forevermore

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この作品は、別名を使用し、とあるブログサイトで書いていた物です。タイトルや人物名を一部変更し、リライトしました。 既婚者である恭子さんに恋をした、吉沢宗介。そんな彼の内緒の日… もっと読む
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25. まだまだ感じていたいから

2019年11月29日 21:13

今日は外で食事を済ませた。

家に帰り、風呂の準備。

いつもの時間まで待ってみるかな。

スマホを覗くと、増えているのはLINEの通知だけ。

ごめんな、紗希。
今日はまだ連絡を取る気はしない。
君のLINEは読まない。

どんな内容でも。
たとえ今すぐの用事だとしても。
大切な用事だとしても。

いつもみたいに、気持ちを伝える内容だったとしても。

今の俺

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24. 昼休みに

2019年11月29日 13:49

昨晩のあなたを思い出し。
ふと、メールをしたくなる。

何をしてますか?

ランチ?
買い物?
散歩?

それとも…。

同じように、俺を思い出したりしてくれてる?

また会いたいなぁって。
次はデートがいいかなぁって。
セックスもいいけどねって。

それとも、昨晩を思い出して。

身体が疼いたりしてる?

もう…触ってたり。

する?

恭子さん。
なんでも

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23. 余韻

2019年11月29日 8:28

今朝のコーヒーはブラックで。

頭をしっかりさせないと、昨晩のあなたばかり思い出してしまう。

まぁ、それもいいんだけど。
やりたくなるから。

テレビをつけて、新聞に目を通して。

出勤の準備。

なかなかうまくまとまらない髪も、今日は許せる。

そうだ。
あれを持って行こう。

あなたがプレゼントしてくれたハンカチ。

なんだかあなたを連れて行くようで。

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22. 早起き

2019年11月29日 6:21

なんとなく目が覚める。

まだ心地よい疲労感があって。

昨晩のあなたとの情事を思い出す。

あなたは思い出すかな。
まだ感触は残っているかな。

あなたの中に、俺のものが入っていた感触。

それを激しい動きで味わっていた感触。

「…ダメだ。」

ニヤけて思わず布団で顔を隠す。

だって昨晩のあなたは、とてもとても素敵で。

思い出してまたしたくなって。

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21. 寝る前に

2019年11月28日 23:12

恭子さんと会った夜は
よく眠れる。

あれだけしていれば、もうしないよね…?

幸福感

満足感

達成感

充実感

すべてがある。

まだ、思い出せるよ。

恭子さんの中はとても温かかった。

あの動きはとても激しくて。

あなたの肌が吸い付き
柔らかいものが押し付けられて。

憶えてる。
思い出せる。

全部。全部。

恭子さん、恭子さん。

恭子さん。

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20. 今夜のあなたは

2019年11月28日 22:24

会って。

タクシーで少し離れたホテルへ向かう。

入室すると。

「宗介君。」
後ろから呼ばれて。

「なんですか?」
振り返ると急にネクタイを引っ張られ。

少し屈んだ俺にキスをしてきた。

舌を入れて
絡ませて
強く吸ってきて。

そのままぐいぐい押してくる。
「ちょっ…危ないよ。」
そう言ってもおかまいなしで、ベッドに仰向けに倒された。

俺に跨った恭

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19. 定時にあがったら

2019年11月28日 11:10

仕事中。

恭子さんからメールが来た。

『今日は定時で終わる?(*'ω'*)』
『その予定です。』
『じゃあ、少し会えないかな?(*^ω^*)』

会えないわけない。
会えるしかない。
会うしかない。

舞い上がる気持ちを抑えて。

『大丈夫ですよ』

なんて。

ニヤける口を左手で隠して。
右手はうまく文字を打てなくて。

でもそんな事は内緒で。

『じゃ

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18. 今朝はひとり

2019年11月28日 7:37

今朝は一人でコーヒーを飲む。

砂糖とミルク。

少し甘めが飲みたくなって。

静かな空間に落ち着かず、とりあえずテレビをつける。

ざっと新聞に目を通して。

出勤の準備。

寝癖のつきやすい髪が、今日は綺麗にまとまって。

嬉しいはずが。

言う相手がいない事に、少し寂しくなる。

こんな、本当に些細な。
でも嬉しかった事。

わざわざメールで知らせるほどで

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17. おやすみ

2019年11月28日 2:33

『おやすみ』がなかったから

しばらくメールを待ってる。

寝てしまったのかな?

そんなに眠たくなるまで。
寝る寸前まで。

俺とメールのやりとりをしてくれてたの?

そう思うと

嬉しくて。

スマホを持ったまま眠るあなたを想像して。

クスッと笑う。

でも。

違う理由なら。

恭子さん。

あなたはあの人に抱かれているのかもしれない。
どんな顔を見せる

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16. 紗希との出会いと、初めての夜

2019年11月27日 23:11

紗希は。

俺が受け持っているマンションの1つで、フロント受付をしている。

お客様を案内する時、様子を見に行った時。

少し話すようになって。

LINEの交換をしてくれと言われて。

そのうち食事に行くようになった。

「あの、周りからはなんて呼ばれてるんですか?」
「んー?普通に宗介かな。」
「じゃあ、私も…宗介…って呼びたいです。」
「ははっ。いいよ。

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15. 早く…

2019年11月27日 17:30

恭子さん。

あなたに会って。

どこに行かなくてもいい。

ゆったりとセックスして。

『宗介君、愛してる。』
って言ってくれて。

『恭子さん、俺も愛してる。』
って答えて。

ただ 見つめ合って。

何の欲もない

ただの

愛情だけのキスをして。

それだけで

俺は

満たされます。

早く会いたいよ。

恭子さん。

もうすぐ会えるかな

14. 朝ごはん

2019年11月27日 9:50

シャワーをして、頭の中をスッキリさせて。

上がると。

紗希が朝ごはんを準備してくれていた。

「うわ。すごいじゃん。」
「簡単なものだよ〜。」

少し照れている君に軽くキスをして。

「ありがとう。いただくよ。」
「うん。どうぞ。」

ちょっとうつむいて。
上目遣いで。

「ははっ。何 赤くなってんの。」
「なってないし!冷めないうちに食べよう。」

誰かと

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13. 寒い朝に想う

2019年11月27日 6:46

もう 止まらないのかな。

あなたへの想いは、大きくなるばかりで。

恭子さん、あなたと出会ってどのくらい経つだろう。

俺はどのくらい待っているのだろう。

大丈夫なんだよ。
待てるんだよ。
ずっと。
いつまでも。

でもさ、俺が望む未来は本当に来るの?

起きると、隣にはあなたがいて。

『寒いね』

なんて。

まだ寝ぼけたまま。

『ずっとこうしていたい

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12. いつだってそうなんだ

2019年11月26日 20:06

家に着くと、ドアの前に紗希がいた。

「あ、おかえり。」
「何やってんの?」
「ご飯でも作ってあげようかなって思って。」

そう言ってスーパーの袋を少し持ち上げて見せた。

「いいよ、別に。つうかさ、連絡しろよ。風邪ひくよ?」
「さっき着いたとこだし。」

そう言ってニコッと笑う頬を触ってみると。
「冷たいじゃん。」

恥ずかしそうにうつむく姿が、少し可愛く見

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