13. 寒い朝に想う
2019年11月27日 6:46
もう 止まらないのかな。
あなたへの想いは、大きくなるばかりで。
恭子さん、あなたと出会ってどのくらい経つだろう。
俺はどのくらい待っているのだろう。
大丈夫なんだよ。
待てるんだよ。
ずっと。
いつまでも。
でもさ、俺が望む未来は本当に来るの?
起きると、隣にはあなたがいて。
『寒いね』
なんて。
まだ寝ぼけたまま。
『ずっとこうしていたいね』
なんて。
言いながら。
お互いの温もりを求めて。
触れ合って。
キスして。
それ以上させてくれなくて
諦めて。
『コーヒー淹れようか?』
『うん。ありがと。』
なんて。
たわいないただの日常のはずなのに。
想像しては胸が苦しくなる。
恭子さん。
もう
コーヒー淹れた?
朝は、アメリカンだったよね
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