14. 朝ごはん


2019年11月27日 9:50



シャワーをして、頭の中をスッキリさせて。

上がると。

紗希が朝ごはんを準備してくれていた。


「うわ。すごいじゃん。」
「簡単なものだよ〜。」

少し照れている君に軽くキスをして。

「ありがとう。いただくよ。」
「うん。どうぞ。」

ちょっとうつむいて。
上目遣いで。

「ははっ。何 赤くなってんの。」
「なってないし!冷めないうちに食べよう。」


誰かと
平日の朝に。


誰かが
作ってくれた朝ごはんを


誰かに
見つめられながら食べるなんて。


久しぶりだな。


ねぇ


恭子さん。


また

あなたの作った朝ごはんを食べたいな。

あなたと2人きりで。


まだかないそうにないけど





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