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2023年6月の記事一覧
ラベンダー浮かぶ夜中のランドリー
福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン」が終了しました。全盲のFBI捜査官なんてありえないと思いながらとうとう最後まで見てしまいました。いやそれどころか感動の結末に思わず涙してしまいました。捜査官のバディ役だった大泉洋さんは殺人犯の息子でありながら警察一筋の家の養子として育てられた複雑な、いや屈折した人間を見事に演じていました。大泉さんは北海道で大学時代から活躍していて大学の演劇部で作ったチームNAC
もっとみる小さき花あちらこちらに夏の山
絵は高台寺の茶室・傘亭です。本当はこの右側にある二階建の時雨亭の方が有名ですが、この傘のような茶室もなかなかユニークです。屋根裏の垂木が傘のように天井で一つになっています。元々は安閑窟と言う名前でしたが、この傘のような構造からいつの間にか傘亭と呼ばれるようになりました。
これらの茶室は高台寺を造る際に伏見城から移設されたものです。秀吉が千利休に造らせたと言う説もあるようですが、そもそも千利休は伏
主なき屋敷今年も梅雨の茸
久しぶりにYoutubeに出てきた「人物の描き方」を練習して見ました。考えて見ると私はこのようなデッサンの練習は全然やっていませんでした。ただ目で見たとおりに描けばいいと思っていましたが、それだけでは自分の目の前にない人の姿や動作を描けないのです。顔はドクロの形を想定し、全体像は顔から少し下に肋骨、更にその下に骨盤を描き後は骨を繋ぐ関節の部分もイメージして骨と骨の間に間隔を空けます。全体が描けたら
もっとみる蛍まだ見ぬ間に人の増えにけり
マイナポータルで他人の年金情報にアクセス出来るという新たな問題が出ているようです。マイナンバーカードの混乱はいつになったら収まるのでしょうか?
本来システムを導入する時は業務プロセスを見直す絶好の機会で、マイナンバーカードで言えば戸籍法上の「本名は漢字だけで読み方は自由」というヘンテコな(いや単に昔ながらの)制度を改定する千載一遇のチャンスでした。最近の法改正で新たに生まれた人は読み方も登録され
高速のはいはい孫の夏座敷
先日、「健康保険高齢受給者証」がマイナンバーカードと紐付けされていなかったと言う話を書きました。健康保険証と別に登録する機会も無かったので納得が行かず、厚労省のHPをチェックして見ました。すると「よくあるご質問」のQ12に「窓口に持って行くことが不要となる証類」にちゃんと「高齢受給者証」と書いてありました。えっどういうことでしょう?京都市のHPでは詳しくは厚労省のHPを参照するようにとリンクが張ら
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