数千万円を稼いだホロライブの悪質切り抜きチャンネル一覧(証拠あり)
前回の記事で「ホロライブの悪質切り抜きが年間4000万円稼いだ方法」について解説したが、主に「ホロライブ切り抜き【hololive】(元ホロライブの奇跡)」という1チャンネルへの言及が中心だった。
しかし、まだまだホロライブには非常に多くの悪質切り抜きチャンネルが存在するため、この記事では悪質な切り抜きを投稿している切り抜きチャンネルの一覧を提示する。
どのような切り抜きが悪質切り抜きに該当するかは上記記事に記載したが、ここでも簡単に説明しておく。
最初に悪質なチャンネル名だけ羅列しておくと、
ホロライブ切り抜きCH・ゆにーん
ホロライブ切り抜きSAI
ホロライブ日記
ばーちゃるこれくしょん
Vtuber切り抜き / 茶マフ
ホロライブ切り抜き・憩いのひととき
これらのチャンネルは「配信中の切り抜き動画アップロード」を常習的に行い、恐らくそれが原因で何名かのホロライブタレントの収益化が剥奪された。
下記からは悪質切り抜きチャンネル名と実際の悪質行為、補足説明を行っていく。
1.ホロライブ切り抜きCH・ゆにーん
1-1.過激すぎる悪質サムネイル・タイトル
1-2.配信中に切り抜き動画アップロード
これの何がいけないのかと言うと、
つまり、タレントの収益化が剥奪されかねないことを常習的にやっているのだ。
1-3.1つの配信から複数の切り抜き
1-4.終了直後に非公開になった配信の切り抜き公開
この癒月ちょこさんの4周年誕生日ライブは、終了直後に音楽関係の問題によって非公開になってしまった。
ところが、「ホロライブ切り抜きCH・ゆにーん」はこの配信の切り抜き動画をそのまま公開し、コメント欄で指摘されても黙殺したのである。
なお、こちらもガイドラインの「元動画の配信が終了しアーカイブが公開されるより前の切り抜き動画投稿はご遠慮ください。」に抵触する。
※備考:チャンネルBAN対策か、一部切り抜きの非公開作業を進めている模様
上記の画像は2023/02/27の夕方頃に撮影したものだが、2023/02/28の18時時点ではゆにーんによって非公開にされている。
恐らくカバー株式会社によるチャンネルBANを恐れたゆにーんが、必死にエロネタ系の切り抜きを非公開にして隠蔽工作を図っているものと思われる。
2.ホロライブ切り抜きSAI
2-1.過激すぎる悪質サムネイル・タイトル
このサムネイルでは、まるでタレントがお客さんに「写真撮ってもらっていいですか?」と尋ねられたように見える。
実際は、お客さんが自分の同行者に写真をお願いしているだけの話で、完全な釣りサムネイルである。
2-2.配信中に切り抜き動画アップロード
なお、「ホロライブ切り抜き/SAI」のチャンネル概要欄には、
と書かれているが、こちらは全くの嘘である。
過去にはこんな言い訳をしていたが、YouTubeの仕様に詳しくない善良なファンを騙しているだけにすぎない。
「全てアーカイブが残ったことを確認してからアップしております」「YouTubeの表示に少し遅れがある」と書いているが、それでは「配信が終了した8秒後に切り抜きが視聴できた」ことと明らかに矛盾する。
明らかな悪意があって配信中の切り抜きアップロードをやっているのだ。
2-3.編集済みの公式動画をカット編集だけで切り抜き
『ポルカの伝説』はホロライブタレントの尾丸ポルカさんが自費で制作している番組。
SAIはこの編集された約11分の動画のうち、カット編集を行って3分の切り抜きとして投稿したのだ。
(叩かれた後に速攻で消したが)
また、天音かなたさんの3Dライブで『うまぴょい伝説』を歌ったシーンもそのまま切り抜き、こちらはカバー株式会社が著作権侵害で削除した。
(残念ながら画像でのソースが見つからなかったが、多くの証人がいる)
さらに、一時期使っていた「エンディング用画像」では、あたかも「SAI=ホロライブ公式ファンクラブ」であるかのように見せていた。
SAIについては余罪が山程あったため長くなってしまった。
ホロライブ愛を謳っておきながら、実際にはホロライブファンを騙して金稼ぎに利用するあたり、最も悪質なのはSAIなのかもしれない。
3.ホロライブ日記
3-1.過激すぎる悪質サムネイル・タイトル
3-2.配信中に切り抜き動画アップロード
3-3.1つの配信から複数の切り抜き
4.ばーちゃるこれくしょん
4-1.過激すぎる悪質サムネイル・タイトル
4-2.配信中に切り抜き動画アップロード
SAI、茶マフと同様、何年も前から「配信中の切り抜きアップロード」を行っている常習犯である。
特に許せないのは、自分がタレントの収益化剥奪原因になった可能性が高いのに関わらず、
実際に収益化が剥奪されたタレントをネタにしているのである。
4-3.他社著作物の切り抜き
ばーちゃるこれくしょんは「他社の公式配信」も平気で切り抜く。
これは『謎解き戦士!ガリベンガーV』のYouTube生配信の切り抜きだが、ガリベンガーVはテレビ朝日の番組であり、当然ホロライブ・カバー株式会社が権利を持つ番組ではない。
こちらは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ【公式】』のYouTube生配信の切り抜きで、権利についてはもちろんカバー株式会社は保有していない。
著作権問題で上記企業とカバー株式会社との間に軋轢が生まれる危険性もあるのだ。
4-4.いわゆる「魂(中の人ネタ)」切り抜き
※※※このセクションではVtuberの「魂(中の人ネタ)」に触れるため、見たくない人は次の「5.Vtuber切り抜き / 茶マフ」まで飛ばしてください※※※
「ばーちゃるこれくしょん」は9割以上ホロライブの切り抜きを投稿しているが、たまにホロライブではない人物の切り抜き動画を投稿することがある。
それがこちらだ。
Vtuber業界において「魂(中の人ネタ)」は暗黙のタブーとなっていて、ホロライブの切り抜きチャンネルではまず出てこない。
「ばーちゃるこれくしょん」は平気でそのラインを越えていく。
少し考えて見て欲しいが、「ばーちゃるこれくしょん」のホロライブの切り抜きを見たホロライブファンのYouTubeトップにこれらの動画が出てきたら、純粋なホロライブファンはどう思うだろうか?
わざわざ点と点を線で結びつける行為を「ばーちゃるこれくしょん」は行っているのである。
5.Vtuber切り抜き / 茶マフ
茶マフはそこまで過激なサムネイルや偏向報道をしていないが、その分「配信中の切り抜き動画アップロード」数が多い。
6.ホロライブ切り抜き・憩いのひととき
こちらも配信中の切り抜き動画アップロード。
「元ホロライブの奇跡メソッド」を使った切り抜きチャンネルの増加
さて、前回の記事で「元ホロライブの奇跡らしき会社が、切り抜き動画の情報商材らしきものを販売している」ことに触れた。
そして、「元ホロライブの奇跡」と思わしき「ホロライブ切り抜き【hololive】」が爆発的に伸びてくるにつれ、非常に似通った傾向の切り抜きチャンネルが急増してきたのだ。
基本的な共通点としては、
目立つ文字で伏せ字を使ったり、「衝撃的な理由」など、ファンを釣ろうとする
アイコンはタレントの画像を使ってファンを装う
レイアウトがほとんど同じ(上下に目立つ文字、右側にタレント)
この統一感を見ると、情報商材としてホロライブ切り抜きのノウハウが出回っているとしか思えない。
ちなみに、「ホロライブの部屋(切り抜き)」と同じ人物が運営していたであろう「湊あくあの部屋【切り抜き】」はカバーによって潰されている。
そして現在、新しいチャンネルで過激切り抜きを投稿しているわけだ。
ホロライブ切り抜き界隈は我々が思っている以上に営利目的の輩によって利用されているのかもしれない。
※2023/03/01追記
※2023/3/4追記
ホロライブの二次創作全般ガイドライン
上記で紹介してきたものは、どれも「営利目的」の切り抜きチャンネルと見て間違いないだろう。
こういった悪質な切り抜きチャンネルを野放しにしていると、過去あったようにホロライブのタレントの収益が剥奪される事態にもなりかねない。
良識的なホロライブファンにお願いしたいのは、とにかく悪質な切り抜きはカバー&YouTubeに通報することと、そもそもそんな悪質切り抜きは見ないことだ。
なにせ、悪質切り抜きはこれまでの総再生回数が1億回を超えているところが多く、金額にして2000万円〜4000万円は稼いでいると推定出来るのだ。
このまま野放しにしておくとホロライブというコンテンツが際限なく搾取されかねないし、現にそうなりつつある。
また、悪質な切り抜きを見かけたら通報の上、なるべくこの記事をシェアして欲しい。
この記事を広めることがそのまま悪質切り抜きチャンネルの淘汰に繋がる可能性があるからだ。
今後も出来る範囲で、かつホロライブの活動の邪魔にならないよう、悪質な切り抜きチャンネルの調査を行っていく。
カバー株式会社の通報窓口はこちら
また、前回の記事(ホロライブ切り抜き【hololive】について)はこちら
※5ヶ月後、復活した悪質切り抜きチャンネルについてはこちら
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