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海外経験ほぼ無だけど女一人でヨーロッパ行った〜①渡航準備

こんにちは。はじめまして。
行動力と肝の座り方だけ異常値で、それ以外全てカスの海外ど素人が突然ヨーロッパに飛んだ体験談を書いていきます。

同じように、唐突に海外行こうと決めた方の助けになりますように……。

先に書くと、渡航先は
・ドイツのベルリン
・オーストリアのウィーン
・ポーランドのクラクフ

でした。



私について

私についてはさらっとだけ。

・26歳女
・夢追いフリーター
・舞台界隈に推しが複数人いるオタク
・子供の頃からずっっっとドイツに行きたかった
第二次世界大戦の頃のヨーロッパに興味がある
アウシュヴィッツにずっと行きたかった
・海外旅行は10年前の高校の修学旅行(アメリカ)のみ、それ以外では飛行機にも乗ったことがない


渡航の決断

渡航理由は、
そろそろ就職した方がいいのかなぁって応募した会社にあっさり書類で落ちてムカーーー!!
ってしたからです。

ムカーーーーっとした二ヶ月弱先に推しの舞台が控えていて、
逆にこの直前期間なら推し突然イベント出演したりしないのでは?
と思い、出発の一ヶ月半前に渡航を決めました。

衝動だけで生きてます。


スーツケースを買う

最初に買った。
勢いだけで生きているので、Amazonのセールに乗せられて買った。

最初で最後の海外旅行だと思っていたので、
壊れさえしなければなんでもいいやと思い、
とりあえず安くてレビューが良いやつを探した結果、こちらが選ばれた。

ライトグレーにした。
私が買った時は、Largeサイズで11,100円だった。

ミルクホワイトが可愛かったけど、傷が目立ちそうだったのでやめた。実際そこそこ傷ついた。

すごい可愛い色だったけど地味で見つけにくそうだったので、ブルーの手拭いとダイソーの黒いベルトを目印にした。

ロストバゲージ対策

持ち手のところにはダイソーで買ったタグをつけ、宿泊先のホテルと滞在期間、名前、電話番号を書いておいた。

かなり迷ったが、Air Tagも買った。
一個4700円だった。
たかい…
電波がないと使えないし、反応もそんなに早くないので、正直移動中の安心材料になったかというと△。
ロストバゲージしたときの発見を早める、本当にただこれだけの目的で使うもんだなと思った。

二人旅だったらたぶん買わなかった。

予約する


ほとんどのチケットは、ほのぴすがおすすめしてたのでTrip.comで取った。

インフルエンサーほのぴすちゃんの格安海外旅行レポ、パッキング動画は今回めっっっっちゃくちゃ参考にさせてもらった。

まーーじで何もわかんなくて、返事返ってきたらラッキーぐらいの気持ちでDM送ってみた。


まじでファンなのでちょくちょくDM送ってる。
たまに返ってくる。らぶ。

秒で返ってきた。
秒で返ってきたのはタイミングだとしても、嬉しすぎありがたすぎで半泣きだった。
一生推す


ベルリン行きの航空機

基本的にチケットは航空券とホテル宿泊券をセットで買った

私が選んだのは、成田発、シンガポールトランジット、ベルリン着の飛行機。

トランジットが10時間もあった
結構準備進めてから気づいた。
プランを選ぶときに、トランジット時間を見ておくなんて、頭になかった。

まぁ安いからいいや。
航空券とベルリンのホテル二泊で合計108,000円だった。
やっっっす。

ベルリンで二泊しかしなかったのが、この旅の一番の後悔ポイント。
行き当たりばったりで決めるからこうなる。


この時点での私の頭の中は、

・ベルリンの次は南部のミュンヘンに行きたいな♡
・最後にポーランドのアウシュヴィッツに行って帰りたいな♡
・7日〜10日くらいで帰国したいな♡

ぐらいのふわふわ感だった。

本当に計画性がない。


パスポートを取る


パスポートも持たずに航空機を予約していた。

Trip.comはチケット予約時にパスポート番号を入れる欄があるが、適当な数字入れといて後で変えることができる
AA123456でやり過ごした。

パスポート取れるまでの期間本当に心臓に悪かった!!!!!(あたりまえ体操)

手続き中に他の航空券や鉄道のチケット(後述)も予約してしまっていたので、
これでパスポート取れませんでした、ってなったら何十万がパー。

本籍、今の住所に移したと思ってたら実家のままだった。
結婚したりしなきゃ普通に実家にあるらしい。
知らなんだ……。
あまりにも効率が悪すぎて、何回役所に通ってコンビニを往復したかわからない。

一度きりの海外旅行のつもりだったが、
推しの海外進出を信じて10年パスポートにしといた。
頼むぜ。


アウシュヴィッツのツアー予約


アウシュヴィッツは個人で無料で入場できるが、
それだと午後の遅めの時間からしか入れない
上、
あまり内部に説明がなく、ガイド無しだと回るのが難しいということだったので、ガイドツアーの予約一択だった

アウシュヴィッツの公式ガイドさんの中に、唯一の日本人ガイド、中谷剛さんがいらっしゃる
中谷さんは、まだ公式ガイドがポーランド人しかいなかった頃にガイドを始めた、この道26年の大ベテランである。

アウシュヴィッツの公式サイトからは予約できないので、インターネットサーフィン(死語)でメールアドレスを見つけ出してメールを送った


最初に送ったメールでは、

・挨拶
大まかな旅行日程
・旅行日程は確定していないので、中谷さんの都合に合わせてずらせること

をお伝えした。

翌日返ってきたメールには、以下の旨が書かれていた。

・希望日と名前を返信してほしいとのこと
希望日の10日前までに催行の有無が知らされる
・案内時間(約3時間)
・料金(150ズオチor35ユーロ、中高生半額、小学生以下無料)
※変動あると思うので、参考程度に(主より)
・日本語ガイドが催行されなくても見学できるよう、個人でも予約しておくこと(丁寧な予約方法の説明つき)

これに氏名(もちろん初めのメールでも名乗ってはいたが、改めて)と第一希望日と第二希望日を書いたメールを返信し、あとは催行を祈るのみである。

ギリギリだと定員オーバーで断られる場合もあるようだが、
早く連絡すれば催行されるわけではない
中谷さんの都合もあるし、アウシュヴィッツ側の都合もある。

祈るのみではあるのだが、催行されず個人で回ることを想定して、めっっっちゃくちゃ予習した
ツイッターやブログを周回し訪問者の記録を漁る日々。
行って知る新情報なんて無くていい、とりあえず何があるのか把握しておきたいという思いでとにかく調べ尽くした。

結論から言うと催行されたのだが、予習しといてマジでよかった
限られた時間のガイドでは回りきれない場所もあったし、予習してあったことでも話を聞くと知らなかったこともいろいろでてきた。

もし今続きを読もうか迷ってる訪問予定者がいるなら、安心してほしい。
どれだけ予習しても大丈夫だ

催行メールは11日前に届いた。

旅行行程の決定


パスポートが無事交付されるかわからない状態でチケットを買うのは本当にストレスフルだったが、ぴすちゃんが「航空機のチケットは早ければ早いほど安い」って言ってたから頑張った。主に精神的に。
この時点で渡航一ヶ月前。


今回のスケジュールは、こうなった。



(火)早朝 成田発
シンガポール トランジット 10時間
(水)昼前 ベルリン ブランデンブルク空港着

ベルリンで2泊

(金)午後 ベルリン発
(金)午後 ウィーン着

ウィーンで3泊

(月)早朝 ウィーン発
(月)昼過ぎ クラクフ着

クラクフで3泊

(木)夜 クラクフ発
トルコ トランジット 2時間
(金)夜 羽田着



なんで一番行きたかったドイツが一番短いんだよ…!!!!(号泣)

行き当たりばったりで行程を決めたのが全て悪いのだが、元々は前述の通り、ウィーンではなくドイツのミュンヘンを経由するつもりだった。

しかし、ベルリン、ミュンヘン、アウシュヴィッツを線で繋ぐと

綺麗に三角形を描いてしまう
流石に遠い。
ミュンヘンは絶対行きたいというわけでも無かったし、あまり治安が良くないようだったので、ほぼ初海外の女一人旅ではリスクが高すぎると判断し、断念した。

代わりにウィーン経由することにした。

うん、だいぶ気が楽になった。

もともとミュンヘンへの移動・観光に充てる時間をウィーンに置き換えたので、ドイツ滞在がこんなに短い旅になってしまった。



ベルリン→ウィーン


時間のことを考え、オーストリア航空での飛行機移動に決めた

料金はウィーンのホテル3泊を含めて、61,000円
搭乗時間は1時間ちょっとだった。


ウィーン→クラクフ


鉄道で移動した。
クラクフへはどうしても鉄道で向かいたかった

これだけTrip.comではなく、Omioという予約アプリを使った
料金は8500円
移動時間は6時間だった。

一等席と二等席が選べ、一等席にグレードアップしたので2800円加算されている
それ以外のキャンセル保証とかは課金しなかった。
治安が良かったので二等席でも問題はなかったと思うが、女一人旅だったのでできる限り「安全」に課金する、と決めて一等席にした

Omioは日本語対応だが、直訳なのか分かりにくいところも多く、Trip.comに比べてだいぶ混乱した。


私が予約したのは
OBB Euro City(オーストリア連邦鉄道の国際特急列車)

クラスは「一等」で予約したのだが、予約画面を進めると「シュパーシーネ・二等車両」という運賃しか選択できなくて大混乱した。
一等なのか二等なのかさっぱりわからず、課金した意味があるのかと当日まで不安だったが、ちゃんと一等席が用意されていた。

私が乗った便では、一等車両は向かい合わせ二人席or向かい合わせ四人席だった
窓側という希望だけ出せたような気がする(このあたり日本語が怪しくてよくわからなかった…)
結果、向かい合わせの二人席で隣席が無い席ので良かった。


クラクフのホテル


どこのホテルにしたのかはクラクフの記事に書こうと思う。
ここだけ普通のホテルではなく、アパートホテルにした。
料金は3泊で24,000円だった
設備より中央駅近なことを優先した。


クラクフ→東京


ターキッシュエアラインズで、トルコのイスタンブールトランジットだった。
料金は、129,000円

これはホテル代含んでないので、格安に抑えた他の便に比べたらまぁ高い。
これは格安航空じゃなかったので、いろいろサービスは揃っていた。いるかと言われたら別にいらんが、格安航空よりリクライニングの角度が深かった気がする。熟睡できた。
あと、行きより預け荷物の上限重量が3kg重かったのはマジで助かった


前泊


出発の二日前に気づく。
8時発の飛行機って、始発で行っても間に合わなくない?

始発で行くと、空港着が離陸時間の2時間前になってしまう。
3時間前に着いておくのが理想と聞いていたし、海外どころか飛行機すら初心者なのでリスクはできるだけ下げたい。

成田空港にあるナインアワーズというカプセルホテルを予約した

料金は6600円だった



これで準備は終わった。

次はベルリン空港まで編かな。

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