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子育ては世界感の継承

ある人や集団が、世界をどうみているか
どう捉えているか

世界感とは本来そういう意味らしい。
わたしは、 44才で、母が急逝するという出来事に直面した。
幼いころ もっと一緒にいたいと思いながら
素直にそれを言えず叶えられなかったぶん、
結婚、妊娠 出産 育児を通し
それらを助けてもらうことで母との時間を感じていたが、仕事で家を開ける時に子供の子守をお願いしたり、家事を手伝ってもらったり。わたしよりもわたしの娘たちのほうが母と長く過ごしていたかな。
そんな中、ようやく年老いた母との未来も想像したりできるようになってきていた時にきた
突然の別れ。

何も考えれない日と
考え続ける日を繰り返して過ごす中
『子育ては世界感の継承』という言葉に出会う。

親が子供にできることは、
それほどなくて、、、
ただ何もしなくても

世界感は受け継がれる。

今日 何食べる?
今日何 みる?
どこで何を感じる?

食べて 何を言うか、
見て 何を思うか
感じたことから 何をするか

母は最後に
強さを見せてくれた。
2度も止まった心臓。なんとか繋いでもらった心拍が何度もとまりかけたのに、
自力で回復させ、
開くことがないと言われた目を開けて 何かを伝えようとしてくれた母。

その姿を娘ズに伝えると

ばぁちゃんすごい!
私もばぁちゃんみたいになろ!
そう言ってた。

わがままを言うなら

母から 
私は幸せだった

その一言がききたかった。
ふとした時に おかぁさんは幸せだったのかな
と 湧き出る思い。
私の人生こんなはずじゃなかった
ってぼそっと言ってた姿を思い出し
辛くなる。

世界感の継承
ばぁちゃんみたいに強くなろ!って娘が言ったというのは
強く生きる姿勢が継承されたということなのか。

私は 娘が2人いる

継承するならば 断ちたい世界感も私は持ち合わせている

おかぁさんは幸せだったのかな?
と、振り返る
人生こんなはずじゃなかった
と感じる

そこの部分は私の代で終わりにしたい

私が生を全うしてこの世をさる時は、
たくさんの人から

『この人は 人生100%楽しんでたから
後悔とかないと思うよ 幸せのかたまり』

そんな風に言ってもらえるようにしたい

母がこの世から突然いなくなるということで
たくさん感じたことがあったが

自分を幸せにすることが
大切なひとを幸せにする
ということの意味がわかった気がする

自分の大切な人を幸せにするためには
自分を大切にし、自分が幸せであること。

そう、だから
私は私の世界を楽しむ。それが大事。
そこから生まれるドキドキとワクワクが
どうか継承されますように。













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