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孤独を脱し、つながり直す

こんにちは。かちゆみこです。

こどもたちはもうすぐ夏休みです。
長い夏休み、今年はどんな夏になるかな?

私自身は、この夏、また新しいたくさんの出会いがありそうです。

私がまだ、トラウマに圧倒されていたとき、こんなに出会いにオープンではありませんでした。

今日は、「ポリヴェーガル理論」っていう神経回路の理論も取り入れながら、私たちに本能的に備わる「つながる」っていう能力と、孤独に陥るメカニズム、孤独から脱する方法について書いてみたいと思います。

ちなみに、「ポリヴェーガル理論」についてわかりやすく、「癒し」にもつながるのは、以下の2冊の本です。

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本能的な「つながる」チカラ

哺乳類である私たちの神経には、そもそも「腹側迷走神経」と呼ばれる副交感神経の一種が備わっています。

これは、進化の過程で最も新しくできたと言われるもので、哺乳動物たちがお互いにつながり合い、協力して生きていくために不可欠な神経系です。

人は特に、他の哺乳類よりもこの腹側迷走神経が発達しており、表情や声の調子などを通して交流する、「社会交流システム」を司っています。

トラウマにより、サバイバルモードになると・・・!?

しかし、小児期トラウマ体験による危機状態を日常的に繰り返すことで、社会交流よりも先に自分の生命を維持するために、サバイバルモードが最優先されます。

その結果、トラウマサバイバーたちは、腹側迷走神経が未発達になりやすく、脳神経科学的にみても「孤独」を選択しやすいということが言えます。


傷は人とつながり直すことで癒せる

人は、関係性の中で傷つきますがそれを癒すのも、関係性、つまり「つながり」です。

だけど、今まで「孤独」とお友達で生きてきた人が、そこから離れて、「人とつながる」ことを選ぶには、とても大きな勇気が必要です。

私自身も、心理学を学んで専門家として仕事はしてきていましたが、今まで誰かを頼ることが苦手で、自分自身の悩みや困りごとは自分一人で何とかしようと模索してきました。

でも、その後、信頼できる学びの場・信頼できるセラピストに会い、初めて自分の深い悩みをわかちあい、自分一人ではなかなか触れることができなかった「痛み」にタッチしたり、思ってもいない気づきを受け取ったりしてきました。

私は今、「人とつながるのがこわかった過去の自分」も抱きしめながら、改めて「人とつながるすばらしさ」を日々、実感しながら生きています。

今まで未発達だった私の腹側迷走神経(社会交流システム)にも、新しい人との「刺激」を安全に許していくことで、少しずつ、発達してきていると感じています。

だけど、私自身も、簡単にここまで回復できたわけではありません。

私自身の体験からも、トラウマサバイバーにとって、「人とつながる」のにどれだけ抵抗感があり、どれだけこわいのか、よく理解できます。

だから、すぐに人とつながろうとしなくて大丈夫です。

まずは焦らず「自分とつながる」こと

まずは、「自分とつながる」ことを日常生活に取り入れてみてください。

過去に置き去りにしたインナーチャイルドと和解し、再生していくプロセスは、まるで自分の中の断絶されたニューロンが他のニューロンとつながり直し、新しい回路をつくっていくプロセスと同じです。

地道に、自分の中の「つながり」を取り戻すことで、体の底で鳴り響いていた「緊急事態宣言」のアラームがとまり、代わりに「安心」を体感できるようになっていきます。

そうすると、少しずつ外との「つながり」にも意識が広がり、「誰かとつながってもいいかも」と思えるようになってくると思います。

ゆっくり少しずつ、まずは自分自身との関係性(つながり)を育み直して、人とも安心してつながれる土台を作っていきましょうね。

ニューロンをつなぎ直すのにおすすめのセラピー

インナーチャイルドワークはとても効果があります。

・・・とは言え、最初はコツがいるので、一人だとなかなか難しく感じる人も多いかもしれません。

(そういうときは、信頼できるセラピストを探すのがいいと思います♪)

そんなとき、「耳」から傷ついた神経細胞を癒し、新しい回路をつなぎ直すこちらのセラピーがおすすめです。

※親子発達トレーニングというネーミングですが、大人のトラウマサバイバーの方にもご利用していただけます。

7月26日まで、モニター募集中です。

トラウマリリースに興味ある方、ぜひこの機会にトライしてみてくださいね。


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