組織を動かすのは能力の高さではなく人間力

ここ最近、いわゆる上からデキルと言われ出世の早い上司とバチバチ。
確かに優秀、凄いなと思うことはあり、上からは可愛がられているが、部下から慕われてはいない。
これまで圧政でもの言う人がいない中、私にはそれが耐えきれず真正面からぶつかって気づいた、、、常に自分の保身が最優先、中身は子供。自分のアイデンティティ維持のために部下と戦う、マウントすることに躍起になって何の意味があるのか。そんな組織に先はない。

愚痴になる前に、ここから改めて気づいたのは
「人は感情で動く。論理ではない。」

権力で行動を無理強いすることはできる。でも、モチベーションなく動くのは仕事しているのではなく、単なる作業。そこに新たな何かは生まれない。
権力者の能力がその組織の限界点になるのではないか。

もちろんビジネスで論理は重要。でも、本当に人を動かす、組織を動かせるのはそこにさらに人間力が備わっているかではないか。
部下に感謝と尊敬の気持ちを持って接することができているか。

こいつは扱いにくい、できない、言うことを聞かない、関心あることしか取り組まないと散々に言われている人がいました。
でも、きちんと接してみると、とっても優秀。
部下=上司の言うことを聞く人という概念で接していたから、相手の感情に目を向けずに接していたから、その人が悪いのではない、上司の責任。

パートナーとしてお互い良いところを活かそう、助け合おう、感謝の気持ちを伝え、必要な時には叱る。
それができるとチームに信頼感が醸成され、指示しなくても、皆が進んで取り組んでくれるようになる。
こうなると上司は将来の戦略等、さらに良くしていく活動に集中できる。
という、良い連鎖が生まれる。このような人が組織を動かしていくのが理想。

言い訳、自身の正当化に時間をかけるなんて、非生産的。それで、変なレッテル貼られて、埋もれてしまう人財が出るなんて、非効率。
でも、頭の良い人、出世欲の強い人がやってしまいがちな行動なのですよね。

さて、自分、自組織はいかがでしょうか。


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