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センスがある人は「なんとなくいい」→「なぜなら〇〇だから」



📚:センスは知識からはじまる
✍️:水野 学
(朝日新聞出版/2014年4月30日)


まだ読んでいる途中なのですが
記録せずにはいられなくなりました。


私は昔から「センス」に憧れています。
センスがある人たちは
とても簡単におしゃれなアイデアを出します。
その人の存在自体がもうセンスの塊。


センスを持ち合わせている人というのは
努力で手に入れたというよりも
持って生まれた才能であると思っていたし
自分がセンスを手に入れるのも
何か急に運良く天から授かるものだと思っていました。


しかし、この本では
「センスは知識からはじまる」というのです。
知識を得ることは
誰にでもできることですよね。
そんなことでセンスが身につくって本当なの!?
と疑いましたけど。
結果、簡単なことでは決してないです。



知識をつけるというレベルが
私が想像していたよりもはるかに上です。



でも、この本の中で言われていることが
とても胸に刺さりました。
というか、私が体験したことと重なって
「あーなるほどな」と納得したのです。



それはデザインする人の心得?的なところで書かれていたのですが


自分が何を根拠にそのデザインを決定しているかを
「感覚」という言葉に逃げずに説明しなくてはなりません。

センスは知識からはじまる 参照

「なんとなくかわいいから」
「なんとなくおしゃれだから」
ではなく、それを選んだ明確な理由を説明できなくてはいけない。



たしかに。
ハイセンスな方達って「なんとなく」っていう人いない気がします。



先日、プレミアムチケットを手にして
センスの塊の人に
セルフスタイリングしていただいたという話を書いたかもしれないんですが
そのときにそのセンスの塊先生もそんなようなことを言ってました。


それは私が近年流行っている
スポーツサンダル?を履いているのを見ての一言なのですが

「私がこのサンダルを履くなら
ボトムスの長さは長めのものを選ぶ。
くるぶしジャストサイズのものだと
カジュアル感が増しちゃうから。
くるぶしジャストなボトムスにするなら
もっと線の細いサンダルにして女っぽさを入れるかな」


オシャレなセンスのある人って
そんな細かいところまで考えてるんだー
と感動したのですが
つまりは「なんとなくおしゃれ」ではなくて
明確な理由を持って服を選んでいるってことなんですよね。



私は本物のセンスの塊にあってきたんだな・・・
と思い起こして震えました。ぶるぶっる


センスを身につけるには
あらゆる知識をもつこと。
それは大変そうなことだけど
天から降りてくるのを待つよりは
よっぽど現実的なお話ですね。



私もセンスを身につけるために
知識を身につけていきたいと思います。


※イラストお借りしました

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